罅割れた翡翠の映す影
目次|過去は過去|過去なのに未来
『自分が無意識のうちに誰かを傷付ける存在になっているとしたら』
どうするのか。 答えは出ている。 決まっている。
自ら死を選ぶなら敗北したに過ぎない。 よりによって自身に敗北するなど、ささやかな自尊心が許さない。 そしてその行為は確実に、大切なモノの何かを傷付ける。
抑え込むしかない。 方法を考えて。 生きている間しか脳味噌は使えない。 フル回転させて自身への敗北以上の結果をもたらす努力をするしか。
思考を止め、妄執くらいしか残らなかった時、『死んで』いるのかもしれない。 『妄執』、僕等にもある。 だけど、大切なモノの為に理性的な思考は妄執を上回る。 まだ、『生きて』いる。
『狂う』 レールからはみ出してしまう事。 そのレールは一体何? あやふやな幻想のレール。 なのにそれは絶対的な響きでヒトを乗せて走らせる。 脱線して『狂った』ら、そこにあるのは。
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