罅割れた翡翠の映す影
目次過去は過去過去なのに未来


2001年01月23日(火) 振り返る。 ルミ

ん、まぁやりすぎた・・・かな。あは。
いや、死なないとも思ってなかったけど。
まぢで毒物仕入れて来れるとも思ってなかったの。
案外死ねる方法ってそこらに転がってるみたい。
・・・安楽に確実に死ねる方法ってのは首吊りぐらいしか知らないけど。
お漏らしすんのはヤなのよね。だからそれはしなかったけど。口開くし。
しっかし、この身体異常にしぶといわね。
ヒーシャのヤツから聞いてはいたけど、まさか致死量の三倍で死なないとはね。
・・・鍛えなきゃーよかったのよっ!
まー、変に薬物耐性ついてるとこは昔からあったみたいだけどね。
多分、昔病弱だった時に薬飲みまくった影響かもしれないわ。
気持ち悪くはなるのにねぇ・・・。
だいたい、首吊っても死ななかったってのも眉唾だと思ってたんだけど、
あながちそうでもないかもね。
閻魔様にも死神にも嫌われてるんだわ♪

まだ、私達のこと、このココロは必要としてくれているみたい。
でも、存在する理由は変わりつつある様に思う。
この間は、私より、危険な人格が出来てしまいそうな事になるところだった。
私は、自分の犠牲を以ってでも自分の意味を生かそうと思っている。
ミーシャは死ぬにしろ生きるにしろ、後の事を考えるだろう。
ヒーシャは何があっても生き延びようとするだろう。
缶太は・・・わからない。翡翠も彼の一部だから、わからない。
でも、彼らは生を楽しんでいる。死にたいとは思わないだろう。
この間、少しだけ見えたのは、虚ろだった。
虚無、ともいうものかもしれない。
いずれにしろ、彼は意味というモノを否定する。存在というもの全てを。
今は、見えない。でも、彼がもし表に出てきたなら、その時は・・・?
彼は、ヒトが誰しも持つタナトスの欲望とも似ている。
ただ、彼はその死を誰にも平等に与えるだろう、というコト。
ココロは、見えかなった。ただ、昏く、平坦でフラットな闇。
彼の望むのはそんな世界を具現化することなのかもね・・・。


Jade |MAILBBS

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