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  2008年06月08日(日)   一輪の花


童門先生の「石田三成」読了!(・∀・)(早っ)


最近の文庫本って字がとても大きくて
昔の文庫本1p当たりの文字量の半分くらいなんでつね。Σ(゚Д゚)
影武者徳川家康は3巻あたりに約1年近くかかったので
あまりの落差にビックリした!w
そもそも比べる対象が間違ってるが(・ε・)キニシナイ!!




※↓以下ネタバレ注意なのだよ!※









いきなり殿がとっ捕まったところから始まるわけですが
この本は三成の本にも関わらず
関ヶ原の合戦そのものがすっとばされているので

悲しい事に左近の出番がまったくありませんorz

出て来ても名前だけ。
…何、この潔いまでのカットっぷりw
大谷さんは一応出てきますがやっぱりあんまり出番ないですorz



むしろ殿が秀吉様に拾われて出世するまでのサクセスストーリー。



しかし殿を語る上で左近と大谷さんの存在は絶対に外せない!!ヽ(`Д´)ノ
…と思っているので全体的にちょっと物足りない感じです。



てゆーかこの本の殿は秀吉様よりも信様信者なのが
大変物珍しくてビックリしました。
エーッ!!!!Σ(゚Д゚;)
確かに晩年の秀吉様の行動には賛同し兼ねますが
だからと言って殿が秀吉様より信長様を尊敬してたってのは
殿の絶対的な忠誠度からしてちょっと違うような気がします。。。?


忍城の水攻めについては
秀吉様が水攻めを望んだから実行した派ですが
(※実際に殿が水攻めを批判する文書が残っている)
この本では殿が秀吉様の真似をして水攻めをした、と
いう事になっています。


ま、秀吉様の真似をして失敗する殿も
それはそれで可愛いんですがね☆w
>殴


水攻めに失敗して落ち込む殿を
「佐吉は城攻めには向かん。むしろ接収や経営に才幹があるから
そういう方向へしてやらないと佐吉に傷が付く」

と言って名誉挽回の機会を与え救済する秀吉様も
親バカって感じでイイ!(・∀・)


佐吉を傷モノにしちゃいかん!ヽ(`Д´)ノ…ってわけですねw
わかりますwww
>殴


そしてラストは一体なんの同人誌かと見まごうほどの
あの世での殿の 恐 妻 っ ぷ り に思わずひっくり返りますたw


「ずっとお傍に置いていただきます。
朝から晩までお世話申し上げます。」



ヒィィィィ!!(*´д`*)ハァハァ>殴


身の回りの世話から下の世話まで!
三つ指突いて「ふつつかものですが…」と
頬赤らめてるデレ殿が見えるぅぅぅ!!!
(←幻覚です)


あの世でラブラブ…www
ちょっぴりおねね様に申し訳ない気分になりつつ
豊臣主従が好きな人にオススメな1冊です。


しかし「戦国という泥沼に咲いた一輪の花」
殿のキャッチフレーズとは…(*´Д`)〜*


さすがです童門先生w


殿はやっぱり美しいお花ちゃんって事ですよねw
わかりますwwwww



次は名作と誉れ高い「群雲、関ヶ原へ」を読む!

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