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  2008年05月24日(土)   また来年もあの桜の木の下で

影武者徳川家康全巻読了ー!
☆ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ☆

どんどんぱふぱふ



(※以下ネタバレには容赦はないぜ!)




まぁとにかく長かった!w
多分全巻を約1年弱くらいかけて読んだんじゃないかな?w

関ヶ原〜大阪の陣まで家康として生き抜いた影武者の
凄絶な15年間を描くものすごい一大スペクタクル超大作!(・∀・)
回想もいれれば家康の今川人質時代からです(爆)


上巻は関ヶ原(左近生存ver.)佐和山愛゚・*:.と影武者徳川家康誕生
中巻は秀忠率いる柳生忍軍VS二郎三郎率いる風魔との暗闘で緊張の連続、
下巻は六郎の右腕が斬られてからというもの
運が傾いて大阪の陣へと転がるように堕ちて行くのですが
続きが気になったので最後の方は一気に読めました。


オイラもなんだかんだで時代小説をかなり偏った方向で
結構つまみ食いして来たので
関ヶ原のあたりはもう流れ的に大体熟知してるのですが
大阪の陣のあたりは今まで読んだ事がなかったので
そういう意味では新鮮でした。(←いつも関ヶ原で終わってるw)


ちなみに本で読むより先に史跡巡りしてた!というのも今回が初めてですw
史跡巡りのおかげで地名がある程度わかるので
それを思い浮かべながらすんなりと入ってきました。
ゆっきーもうちょっと目立つかなと思ってたら
下巻の後半からの登場であんまり出番なかったです。orz



大阪の陣は徳川方のやり方があからさまにやらしくて
豊臣方ももう滅亡の方向でいかに華々しく散るかという
玉砕覚悟の戦なのであまり好きではないのですが
(最初から勝負が決まってる滅びの戦なんて悲し過ぎる!!。・゚・(ノ∀`)・゚・。)


まぁすべての癌はやっぱり淀殿だったかもしれませんね(爆)


そういう意味では秀頼は箱入りというか籠の中の鳥というか
まぁ可愛そうな奴ですよ。


そんなイメージから秀頼はなよっとしたもやしっこをイメージしがちですが


実際は身長6尺5寸(約197cm)、体重43貫(約161kg)
の並外れた巨漢だった Σ(´Д`lll)



…ということで
これを聞いて一番最初に連想したのは突忍でした(爆)
どどどどどどすこーい!!!


今までずっと秀忠に勝ち続けて来た二郎三郎が負けたのは
本物の家康と偽者の家康の差が出てしまった事にあり
本多正信・正純親子に裏切られたのが一番痛かったんだと思います。
正純に至っては地位的に家康の腹心ですし
結局正信にとっていくら二郎三郎が一向一揆を一緒に戦って
生き抜いてきた生死を分かち合った友とはいえ
主君である家康と徳川家の存続が一番大事で
家康>>>>>二朗三郎だったんだなぁということですなぁ。(;´Д`)



そして左近がいつ死ぬのか常にどきどきしてたので心臓に悪かったですw
左近の隠れ家の桜の木がまるで泰平の世の象徴のようで
とても印象的でした。
これを殿と一緒に見れたら。。。どんだけ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
二郎三郎の死後、左近がどうなったのか酷く気になるところです。



この本での収穫は
一向一揆とキリシタンの関係性とか
徳川家家督相続の内部事情とか
柳生VS風魔の忍びの特性とか
高田城の初代城主が家康の六男の忠輝だったんだーとか



次は童門先生の石田三成を読みます。ヽ(゚∀゚)ノ

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