れもんのきりみ  メール  一覧  しゃしんにっき



余計なお世話っていうか…

 この前、久々に服屋へ行った。そこで、程よい長さで程よい厚さのパーカーを見つけたから、どうしようか…と悩んでいた。別に、ブランド店だとか、独立しているようなショップだとかに買い物に行ったわけではない。なのに、店員に捕まった。

「そのパーカーだと、下にこういうのを着るとかわいいですよ」

 にこやかに(いや、顔は見てないけど)近付いてきた店員が手に持っていたものは、ありったけのレースを付けて、更にひたすら小花を描きました、っていう感じのキャミだった。この時のウチの服装は七部シャツにジーパン、それにスニーカー。シャツの下からフリルが見えた、とかならまだしも、下に着ていたのは黒いTシャツだったんですけど。こんなキャミ、着そうに見えるんですかね。

「そういうの着ないんで…」
「どういうのを合わせるのが好きですか?」
「ボーダーとか…」
「あー…ボーダーのキャミはないですねぇ…」

 …あのぉ…誰がいつ、キャミを探しているって言いました?

 これからの季節世間では、キャミの上から何かを羽織るっていう服装が主流になるのかもしれない。でもね、そういうのに興味がない客もいるの。勧めりゃいいってもんじゃない。


 ブランド店とか独立したショップだと、(もちろん値段の問題もあるけど)そこが出しているデザインが好きじゃないと行かない。だから、その店にあるものを勧めればいいと思うんだけど…。そうじゃない、いろんな系統の服が売られているような店では、下手に口出ししない方がいいと思うんだよなぁ…。キャミじゃなくて、ノースリーブのTシャツを勧められたら買ってたかもしれないけど。
2005年06月06日(月)

にっき / ますみ
エンピツユニオン