れもんのきりみ  メール  一覧  しゃしんにっき



私服の話

 今年度から私服登校になった妹。学校が始まって明日でちょうど5日目。
「最初の5日くらい、違う服を着て行きたい!」
らしい。イロイロと言いたい放題言いながら、人の上着やらTシャツやらジーパンやらを端から端まで物色していた。でも「やっぱりフリフリのキャミが着たい」っていうので、けっきょくウチのところからジーパンだけ持って行った。

 妹がウチ(の服)に対して持っている不満はというと、キャミがない(だってフリフリ嫌いなんだもん)、ジャケットがない(だって肩がしっかりしているような上着は嫌いなんだもん)、スカートがない(足出せないもん)らしい。

 でも「私服で通う」大学に入って3年目。妹に言ってやりたいことがある。
「大丈夫、気合が入ってるのは最初だけだ!」
みんなだんだん、着回しになるから。

 でも、毎日会っている人の1週間前の服装は忘れるけど、1週間に1回しか会わない人の1週間前の服装って覚えているもんなんだよなぁ。ウチは人の顔は覚えるの遅いけど(1回じゃ無理)、その1回目会った時の相手の服装は覚えてる。

 そう考えると、相手も覚えてるのかなぁ…とか。今でもとりあえず月〜金は違うものを着ているけど、先週の月曜と今週の月曜は同じかもしれないし。だとしたら月曜しか会わない相手から見たら一緒だよなぁ…とか。きっと、自分がそう考えてるほど相手は自分のこと見ていないだろうけど。


今でも仲のいい高校の友達2人と初めて遊んだときの、その2人の服装を覚えている。自分のは覚えていないけど。2人とも今は好みが変わって(高1からハタチだしね)、それと同じ服を着ているところはもう見ることはないと思うけど…。
2005年04月14日(木)

にっき / ますみ
エンピツユニオン