DIARY
更新履歴も併せて記録。

2009年09月17日(木) 下がった。

今日も熱あったら医者行くっつったけど、
もう下がったからいいや。
ただの風邪だったみたいようふふ。
新型だったら大変だったな。
うち、みんな出勤できなくなるところだった…!
医療福祉の人は大変だな。



さて!
そんなわけで鳴子・岩出山の旅日記を…。



12日土曜日。
6時に加納さんちに迎えに行って、
一気に北上。
前回の混みっぷりは夏休み&七夕の影響だったらしく、
割とスムーズに古川まで向かいます。
10時には岩出山について、
なんかよくわからんが何かの1位らしい道の駅へ。
…道の駅全国1位なの?
とりあえず、伊達な、ね、うん。
んでそこでロイズとかかりんとうとか買って、
あと、政宗公まつりのパンフをゲット。
で、鳴子温泉郷へ向かう。
チェックインが14時なので、
それまで鳴子観光をすることに。
いたるところにこけしがあります。
空はどんより。
雨がちらついてますが、まず鳴子峡へ。
正直、ただの谷だべ?くらいにしか思ってなかったw
でもほんと申し訳ない、鳴子舐めてた。
絶景っていうか雄大って言うか圧巻て言うか…。
これは行くしかないね。
どうにも伝わる気がしないね。
んで、遊歩道って書いてあるから見に行ったら、
なんと通行止め!
そういえばここに来る途中、車がいっぱい停まってたんだよ。
どうやらそっち側からしか今は降りられないらしい。
雨も降ってるし車もいっぱいだったので、
仕方なく遊歩道は諦めることに…。
次は鳴子ダム。
正直、俺的にはダムなんぞただの水たまりだべ?
くらいのアレなんだけど、加納さんが行くっていうから(笑。
しかしやっぱりダムはね、いいよね←?!
俺はねぇ、ダムは湖よりもあのコンクリのトコが好きだよ。
でっかい壁。
湖の方はなんつーか、めちゃくちゃ長くてw
ダムんとこから見る分にはそんなでかい湖じゃないんだけど、
後でこの湖畔を鬼首の方へ向かって進むと、
この湖がやたらと長くて広いってことがわかるんだよねー。
あと、ダムから川の方を向くと、
これがまたものすげー谷だよ、谷。
東北…つか奥羽山脈侮りがたし。
山がいちいち急なんだよね、稜線が。
ウチの方の山はなだらかな感じなんだけど、
東北はなんていうか、鋭角なんだよ。
ちなみに群馬は山じゃない、山の形してないw
ありゃあ、崖か岩。
鳴子峡も紅葉時期は絶景なんだろうけど、
この鳴子ダムもかなり凄そうな感じ。
そんな感じで、前述のとおりこの湖畔を進んで次は鬼首へ。
間欠泉とか地獄谷とかね。
まずは間欠泉。
400円かかるけど、まあいいんじゃないかな。
雨は降ったりやんだり。
小雨っていうか霧雨っていうかそんなの。
で、間欠泉は2つあって、片方が弁天、もう1個が雲竜。
着いて早々弁天が吹いてたんだけど、
10分も待てばまた噴き出すってんでしばし待つ。
加納さんは弁天の前で待ってたんだけど、
俺は暇だからうろうろしてたのね。
で、ちょうど雲竜の前に行ったら吹き始めたんだけど、
これがもう、なんていうか滅茶苦茶しょぼいwwww
え!?これで終わり?!みたいな。
苦笑いしつつ弁天に戻ってしばらくしたら、
弁天は雲竜とは打って変わって派手な吹き上げっぷり!
比較になるものがないので、
おれも相当適当に2階か3階くらいじゃね?
とか言ってたら、ほんとは20メートルとか言いやがるwww
おぉっと?(笑。
で、その後加納さんにも雲竜のしょぼさが伝わったところで、
土産物売り場みたいなとこに行って、
雲竜を上から見たらいいんじゃなかろうかという話になり、
温泉卵を食しながら(加納さんが)待つことに。
窓の向こうに雲竜を観察。
漫然と漂っていた湯気が徐々に濃くなって来て、
吹き出し口から立ち上る様子がはっきりわかってくると、
今度は篭った様なごぽっ、ごぽって音がしてくる。
そろそろ吹き出しそうだよ!っつって、
カメラを構えてみるおれたち。
しばし待つ。
吹き出し口から、チラっとお湯のしぶきが見える。
おお!来た!!
と楽しみにシャッターチャンスを待つ!
待つ!
待つ…ま…????

…あれ、終わった?(爆笑。

雲竜は上から見てもしょぼかった!
しかも不発気味w
これ以上待つのも面倒なので、
雲竜はしょぼい、という結論で間欠泉を後にする。
で、この時点でチェックインの時間が近づいていたが、
折角来たから地獄谷も行こうっつって、
旅館に連絡を入れた後、すぐ傍の地獄谷へ向かう。
整備中らしく駐車場には工事の人たちが。
遊歩道の整備をしてるみたい。
ちなみにこっちは無料。
駐車場から遊歩道を下りて行くと、最初に橋が。
しかしこの橋、禍々し過ぎるw
勝手に「地獄の一丁目」と名付けて先に進む。
ところでこれが地獄の入口だとしたら、
この下流れてる川がTHE三途・リバーになるのでは…?(どうでもいい。
ちなみに遊歩道はどこも濡れてて滑りやすい。
雨だけじゃないよ、いたるところでお湯が吹いてるからだよ。
それと川の水もお湯らしくて、あたりが湯気だらけ。
なので、たぶん晴れてても湿ってるんだろうねここは。
しかも薄暗いわよ。
で、湧き出してるあたりに行くと、例のごぽっ、ごぽって音が。
岩の中が空洞なんだろうねぇ、場所によってものすげぇうるせぇw
いろいろ名前がついてて、
一番広々として地獄っぽいのが「紫地獄」だよねやっぱり。
中洲みたいなところに間欠泉があって、
そっからお湯が噴き出しっぱなしなんだよね。
だから湯気もすごい。
で、岩肌も変色してるし川の水も一部沈殿物とかで色が違う。
まさに荒涼としていて禍々しい風景。
でもこの湯気を紫煙が漂うという極楽の情景に例えて、
地獄の中の極楽、って意味で紫地獄って言うらしいんだけど、
それが書いてあった看板とこにザル掛ってるんだよね。
温泉卵作って食っていいらしいよw
つか帰り、ほんとに作って食ってる人たちいたけどね。
この風景をバックに温泉卵を食う光景っていうのが、
なんかとってもシュールっていうか…w
で、さらに進んでいくとまたいろいろあるんだけどさ、
所々に「熱湯注意」って書いてあるわけ。
そりゃあ川が流れつつ湯気出してるんだから、
結構暑いんだろうなぁとは思ってたんだけどさぁ?

まさか体感できるとは思わなかったわよ…!!!

あんね、歩道のすぐ傍に噴き出してるとこがあって。
老人や子供は特に注意しろ、みたいなのが書いてあったの。
1,2分ごとに噴き出します、とかゆって。
それがさ!
ごぽっ!って吹いたそのしぶきの塊が、
足の甲にべちょっ!!って…!!
あっ、って思ったらもう「あっぢぃ!!」ってゆってた(爆。
あんね、熱湯注意とかね、洒落んなんない!
沸きたてのヤカンのお湯だよアレ!!
しばらくひりひりしたわよ…orz
でもま、鳴子温泉火傷に効くらしいからねwつって済ましたけど。
しかし熱かったなぁ…。
帰り道めちゃくちゃ警戒しちゃったよ。
おかげでおいて行かれたけど(爆笑。
そんな感じで鬼首を後にし、一路本日のお宿へ。

鳴子温泉郷の入口付近にある旅館、紅せん。
他の宿とはちょっと離れたところになるんだけど、
橋渡った正面にあるんだよね。
見た目はね、鳴子温泉郷=老舗湯治場、って感じで、
他の旅館たちと同様、古めかしい感じなんだけど、
中は思ったよりきれいだったよ。
ちなみに、男女別内風呂+露天風呂のほかに、
貸切家族風呂と貸切露天風呂があるの。
2階の部屋だったんだけど、眼下には川とさっきの橋が見えて、
なんとなく、門兵かなにかになったような気分だった(笑。
てか正面が川、後が山、建物が少し高台って感じなので、
なんかここ城っぽいねって言ったのがそもそもなんだけどw
で、実は15時に旅館についてしまって、
夕飯が18時なので3時間も暇んなっちゃったわけ。
そりゃあゆっくりしよう、みたいな予定だったけど、
あんまり暇すぎてやることなくて、
なんでPSP持って来なかったんだって後悔しきりよ。
なにせ、加納さん寝たしwww
けど17時頃んなって風呂でも入るかっつってまず内風呂入ってきた。
んで夕飯がね、美味かったよー。
部屋で食べたんだけど、配膳の人とかにこれなんですか?とか聞きながらw
もりもり食ったら結構腹いっぱいになった!
最後デザートがコーヒー牛乳プリンだったんだけどさぁ、
これがもうめちゃくちゃ甘くて。
マックスコーヒーですか?ってかんじだった(笑。

で、いろいろ相談した結果、
結局岩出山の政宗公まつり宵まつりを見に行くことに。
花火やるっていうから。
でもさ、いざ出発したらすげー雨。
こりゃあ花火無理かもね〜って言いながら向かったんだけど、
会場についたらちょうど神輿が出てくるところで、
アナウンスが神輿と花火のコラボやる!って。
でも雨だからガンガンうちあげちゃうぜ★みたいな感じで(笑。
どっかんどっかん打ち上げ!
手前では神輿が盛り上がり、背後では花火がひっきりなしに上がる。
これはこれで凄かった!
ものの1時間程度で花火も終わり、
見れて良かったね〜とか言いながら旅館に帰る。
と、出かける前に布団敷きに来たおっちゃんが、
帰り遅くなるようだったら裏口使ってねって、言ってくれてたんだけど、
まだ正面開いてたからそっちから入ったの。
でも、通りがかった裏口にスリッパ用意してあって、ちょっと感動した!
しかもまだおっちゃん帰ってなくて(夜は帰るんだって言ってた、
花火やってなかったんじゃない?って聞かれたから、
それがやってましたよ!って言ったら、
日頃の行いがいいんだね、よかったね、ってw
すげーいい人!
ついでに滅茶苦茶訛っててなんかそれが可愛かった(笑。
気さくな感じでいろいろしゃべってくれたよ。

そんな感じでもっかい風呂入って寝ることに。
今回は修学旅行的なノリにもならずおとなしく就寝w



さて、翌朝。
貸切露天を朝7時に予約したので、まずそれに入る。
できたてらしくてとっても綺麗!
雨が若干降ってたけど、空は晴れてて眺めも良い。
んで、まったりしてると、ふと違和感が。
あれぇ?って思ってみると、なんと!!

虹が!!!

旅館の前の川に、綺麗に虹が架かっているではないか!
しかもかなりはっきり見える!
雨脚は強くなってきてたものの、空は晴れてる。
虹が出るには最高のコンディションだったそういえば。
で、まったり眺めてたら、
どうも薄くなったような気がして、
あれ?薄くなった?っつってちょっと視線をずらすと、
でもやっぱりはっきりくっきりな虹が。
錯覚か?と思って何度かそんなのを繰り返していたら、
気づいた!

二重だ!!!

ちょ、加納さん、虹が二重だよ!!
とかゆってはしゃぐw
その時の虹は加納さんはしっかり写メってます。
こりゃあもう日頃の行いがいいからだなwっつって(笑。
朝から露天風呂で虹を見れるとはね〜。
うふふ。
で、8時からご飯。
4組一緒だったんだけど、
他3組がみんなカップルだったわよこんにゃろめー!!(爆。
あー。

さて。
そんな感じで9時過ぎにチェックアウト。
御土産のなるまんを買って、
昨夜相談した通り、鳴子峡リベンジへ!
道端に車を停め、橋の下から鳴子峡の遊歩道を歩きます。
ぱらついていた雨も止んで、快晴!
断崖絶壁と青空、キラキラの木立、澄んだ水面。
やぱい、綺麗だー!!
途中、ちっさいカエルとか、キレーなトカゲとかに遭遇。
なんかね、尻尾が蒼いの。トカゲ。
川には魚もいっぱい泳いでたよ。
そんなこんなで通行止めんとこまで行って、帰ってくる。
紅葉時期が最高なんだろうけど、
でも十分綺麗だったし、やっぱり一見の価値ありだな。
来てよかった〜。

しかし!!

今回の目的はこの後ですよ。
岩出山、政宗公まつり!
鳴子から岩出山は車で30分程度。
天気は上々。
そんなわけで、岩出山のJAに車を止め、
まずは旧有備館へ。
旧有備館の向かいは有備館駅。
この駅には、かつて仙台駅にあった政宗騎馬像がいます。
まあ…なんていうか、ポリゴンw
ていうか!
おれがここでちょっとトイレに並んでたら、
いきなり雲行きが怪しい感じに…!
旧有備館に入ったころにはすでに雨がパラパラ…。
お庭をぐるっと回って、きたんだけど、
雨脚は徐々に強くなってくる…orz
しかしせっかくここまで来て、岩出山城址を見ないわけにはいかない。
ので、岩出山城址へ向かいます。
…途中さばっと雨に降られたりしながら、
なんとか坂道を登り終えて岩出山城址へ到着。
なーんもない。
政宗公の立像はあるけどね。
この像は、青葉城址の騎馬像が太平洋戦争に出征した後、
その代わりに青葉城址に寄贈されたんだけど、
今の騎馬像が完成したのでこっちに移されたものなんだよね。
平服を着てるので、平和像とも言うらしい。
思ったよりでっかくてびっくりした(笑。

そんなこんなでお昼も回り、
今回のまつりのメインイベント、武者行列のために町へ下ります。
雨も劇的に止んで、頭上はキレーな青空ですよ!
武者行列は14時からなんだけど、
その前にいろいろ出し物があるらしいので見てみる。
つか、本陣に行ったら政宗像がいた。
したら記帳させられた(笑。
あと協賛のカンパがあって、
2000円だとBASARAのうちわ、
3000円だとうちわとポスターくれるっつって、
加納さんが両方もらってたよw
ていうか、本陣前でやってたのが園児の荒馬ってやつで、
フラフープみたいのに布を垂らして、
後ろにはカラーテープのポンポンみたいなしっぽ、
前には馬の頭が着いてるやつを肩から提げて、
化粧した園児が赤い法被に鈴付けて踊るんだけどさぁ。
これがもう、犯罪級に可愛くて…!!!(悶絶。
ああかわいい。
違う会場では高校生の吹奏楽部が大河のテーマとか演奏してた。
あとは、太鼓とか。
それを1時間弱くらい見て、14時に旧有備館をパレードが出発。
武者行列はこのパレードの一部なんだぜ。
うちらは本陣付近に陣取ったので、
パレードがここに来るまでに市長の話とかがあった。
毎回このおまつりは晴れるんだってよ!
政宗公のご加護らしい(笑。
いいなぁ。


と、長くなりそうなので日付を変えますw


 < old  index  new >


hydra