[ ジャックの伝説。 ] 2003年10月08日(水)
「The Halloween Activity Book」のつづき。
昨日ご紹介したこのハロウィーン・ブックには、
アイルランドの古い伝説として知られる、
ジャックとランタンの由来も書かれています。
面白いので、訳してみました(いいかげんな訳ですが)。
ジャックはけちんぼうで、一生飲んだくれた男でした。
そのジャックが死んだとき、神様はジャックを
天国へ入れてくれませんでした。
そこでジャックは、真っ赤な残り火を、くりぬいたカブに
入れたランタンで道を照らし、地上へ戻って来たのです。
これを知った人たちは、
ハロウィーンの魔物を追い払うために、
ジャックのランタンを作るようになりました。
ケルト系の人々がアメリカにやってきたとき、
カボチャがカブよりもランタンに向いているとわかり、
以来、ジャック・オー・ランタンはカボチャを
くりぬいて作られています。
そういえば、スコットランドの小さな村を舞台にした
ルーマ・ゴッデンの本、「ハロウィーンの魔法」では、
今でもカブを使っていましたね。
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