本屋さんへ直行。 店員さん「一冊しかなかったので、表紙が折れ曲がってますが」 いいのいいの。とにかく欲しいの〜と、やっとゲットできました! 帰りのバスの中で読み始め、、、
「もうずっと昔、検事だった元義兄が地方勤務のころにかけてきた電話の、」
えええっーーーー!!! (心のうちでの叫び)
第一の衝撃 な、な、なんてこと!!!!!!? 検事だった、だった?だったーーー?!
頭のなかで衝撃がわんわんと響いて、動悸がばくばくと〜
と思う間も無く、、、 「な、な、ななな、なんてことーーーー!!!」 第二の衝撃到来。 9月11日。2001年の今日、同時多発テロが起こった日。 なんてことが!加納貴代子。合田の元妻。加納さんの妹が、、、 哀れ。改稿のたびに哀れになっていく貴代子の結末は。。。 どうして高村先生〜? 加納さんをひとりものにしたかったの? この世にもう、合田も加納もどちらも肉親と呼べる人はもういない。そんな40代の義兄弟がこれからどうなるの? でもでも、加納さんのご母堂に続き、貴代子までもが、、、、 高村先生、、、、どうしちゃったの? 阪神大震災、9.11と高村先生にとってかなり影響を及ぼしていると思いますが、今回小説に取り込まれた真意がまだ理解できません。しくしく。
今、私の頭の中には、義兄の行方しか渦巻いておりません。 空を見上げる雄一郎に思いをはせることができません。すまん合田、主人公なのに。
ところで今までは義兄の匂い(整髪料)の記述が目立ったけど、今回は義兄の声の記述が多いです。
「珍しくうわずった声が聞こえた。雄一郎、おまえ知っているか?刑場の足元の踏み板が開いて死刑囚が落下するのは、約二・四メートルだ。首が絞まるのに〇・七秒かかる。これは長いのだろう、短いのだろうか?」
「携帯電話にはけっしてかけてこない唯一の知り合いの元義兄の顔をとっさに思い浮かべながら、その場で録音を再生すると、しばらく聞いていなかったその当人の声が聞こえてきた。 テレビを観ているか。観ていなければ、すぐにテレビをつけてくれ。ニューヨークに旅客機が突っ込んでいる−。 高くも低くもなく、少しためらうような声。一音一音わずかに間延びして、呼吸と発音がずれてゆく声。かつて、死刑囚が落下するのは二・四メートルだ、などと語っていたころの若々しさはすでになく、大学時代から二十年以上付き合った親しさもなかった反面、なおもこんな複雑な周波数はほかの誰もだしてはこない、特別な声だった。」
「数分後、三年前に突然東京地検を辞めて地裁の検事になってからは、連絡を取っていなかった元義兄に大阪の官舎に電話をかけると、留守番電話に入っていたのと同じ声が何か言い、おまえも何か応えた。 〜太平洋をはさんだ夜の東京と大阪でおまえたちも何か声を上げた。それは、たったいま貴代子の死を見たという驚愕でなく、逆に実感のなさでもなく、長年のおまえたちの感情生活から来たものでもなった。そんな個人的な感情の及ぶところではない、まさに何かの未知の扉が開いたといった元義兄の声、おまえの声〜」
あああ、上に上げた中にも聞き捨てならない事項がたくさんありますね。 三年も連絡とってなかったのね。 判事って? 何故に大阪?
あああ〜、なんか頭がぐるぐるしてます。(>o<;)
時に、今回は「雄一郎」なのね。 合田の恋は、「雄一郎」で記述されたから、今回の「雄一郎」も合田の愛の記述がされるのでしょうか?絶対、義兄とのね!!!!(←衝撃のため、やけになってます。)
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