日々の泡

2006年11月13日(月) オオトカゲの娘

日曜夜7:30に我が家で見てるのは
NHKの「ダーウィンが来た!」なんですが
今回はインドネシアにいるコモドドラゴンだったのです
(昔の図鑑ではコモドオオトカゲだったなあ)。
でかくて肉食で駿足の恐ろしい奴です。
しかも今回知ったけど、毒を持ってて噛んだ獲物を弱らせるんだって。
『ジュラシック・パーク』に出てくるヴェロキラプトルは
(いちおう実在したのに)これがモデルじゃないかと思うすごさですな。
見てくれはヴェロキラプトルと違ってすごく鈍重なんだけど。

なので地元の人たちは高床式の家に住んでるんだけど
こんな怖い大トカゲのことを嫌ってはいないんだね。
土地の伝説では、双子の男の子と女の子のうち
女の子の方が生まれつき大トカゲで、
成長したら村を出て野生に帰っていった…から
畜生とは思っていないらしいところが美しい。

なんかリアルに「イグアナの娘」のようだ。いや
イグアナよりよほど強力なんですけど。
あのドラマでは確かお父さんが南の島で
「実はイグアナである」という娘と出会って結婚した
という話ではなかったっけ。
…そういえば日本神話でも豊玉姫が本性表すとワニだったりするし
太平洋地域の人々は
竜のような形の爬虫類を「人に似ている」と考えがちなんだろうか
おもろいなあ。


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