今日は望(満月)、それに今年最近(地球にいちばん近づいてる)だったらしいのに 曇りがちでちょっと残念。 夕方は金星も明るいので(−4.5等だそうですよ) 昔の人はこういう月や星が明るい晩を選んで(あるいは避けて) 行動してたんだろうなあ、と思います。
書くことないので(あからさま)金星の話も少し。 金星と水星は内惑星(地球よりも太陽に近い)なので、いつも太陽の近くに見えてて 夕方と明け方しかよく見えないのですが、金星はなにしろ明るくて、 あったかい気持ちになります。 ところで、朝方の金星(明けの明星、あかぼし、モーニングスター)は 英語でLucifer(ルシフェル、魔王)と呼ばれるらしいのですが。 夕方、沈んでいく金星(宵の明星、ゆうづつ、イブニングスター)の方が 美しさだけでなく、傲慢が過ぎて墜落した堕天使ルシフェルに相応しいような気が 気がしてなりません。どうでしょうか。
西洋では美神ヴィーナスだの美しい魔王ルシフェルだのと呼ばれる金星ですが、 中国では太白といって、老賢者の姿をイメージされているのですね。 なんかとっても文化圏の違いが出ていて、スキなのでした。
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