++diary++
DiaryINDEXpastwillText100QMailThanks
4月24日→「純愛中毒」雑感をUP(ネタばれ注意)
冬のソナタ雑感もどうぞ。


2003年02月12日(水) こんな気分の時は直江庸介

どうすれば寂しいって感じなくなるんだろう?
今日は寂しくても明日は寂しくなくなるんだよね。人間てうまくできてるよ。

一番悲しいのは勘違いしている自分。いや、勘違いだと気付いた時の自分。
幸せ気分の100倍、寂しさが訪れる。

こういう気分の時、明日の元気のために何をすれば良いだろうか?
直江先生を見る?ああ、今日は直江先生の気分。思いっきり泣きたい。
私は中村先生のように、愛する人に自分の最期が近いことを知ってもらえる人生より、直江先生のように、誰にも、誰にも、自分の死を悲しんで欲しくないと、ましてや自分を愛する人が悲しむのを見たくないと、人と接触するのを避け、誰にも内面を知られようとしなかった、そんな人生のほうに惹かれる。
直江先生は究極のエゴイスト?や、違う。優しい人間だよ。
優しい人間だったから倫子に出会えた。最後の最後に神様からのプレゼント。
スペシャルで何度見ても泣けてしまう、直江先生の最期のシーン。
あたたかい太陽を背に、あんな優しい微笑みをして逝ったんだね。あの微笑みは極上だった。
倫子にも、元気を出してくれと最後の最後に支笏湖を見せて。
最後の北海道旅行。自分のためではなく、倫子のためだったんだよね?
お母さんがかつて癒され元気を取り戻した支笏湖へ。もう生きることを諦めた自分がもう一度生きようと決意できた支笏湖へ。
直江庸介。…あなたは究極に優しい人でした。


よし。私も元気だそ。
「ちょっと、やっぱり、寂しいけれど、がんばる!」
って、昔の若かりし頃、花のセブンティーンの頃に書いた日記にそう綴ってあったのをさっき見て、思わず笑ってしまった。なんだ。若くても寂しくなるんだと。ちょっと元気が出た。

君との距離も寂しい時間も 回り続けるからいいんだと思います(freebirdより)


bear |