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2009年10月14日(水) 無力
誰にも触れさせない場所がある。 ずっと抱え込んで守ってきた。
これ以上傷つかないように。 怯えないように。 「何事もない」ことが最上なの。
人と深く関わらない。 独りで生きていくんだ。
かつての私は人を平気で突き放した。 それは自分を守るためと銘打った、自殺行為だと気付いた。
どうすればいい? ポーカーフェイスを貫いて、 深いことには触れずに生きていける?
弱いところ は 触れられたく ない。
許してしまったら、私はもっと立てなくなる。 弱すぎて自分が浅はかすぎて、主張ができない。
苦労話、悔しくて散々泣いた話を、 「面白いでしょ」と尊敬する上司が笑って話す。 簡単に笑うなんてできなかった。
もっともっと苦しんで泣いて、 そうしなきゃ大人になれないのだろうか。
私は単なる無力な餓鬼でしかない。
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