" misty blue "
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2004年10月25日(月)
どうして見知らぬ人に声をかけようと思えるのだろう。


「すみません」

背後からする声。


「すみません、ちょっと話がしたいんですけど」




若い男。
私より下か上か、定かではない容姿。
高校生と言われても驚かないし、私よりも上かもしれない。
ラフな格好のせいか。


この人に、マンションの敷地内を歩いていて声を掛けられた。




応じずに逃げたけど、何だったんだろう…。

怖いなぁ。


こんなご時世だからこそ、
「はい何でしょう?」などと易々と応じるのは
何されるか分かったもんじゃない。


私が狙われているとしたら、
住んでるところもバレバレだし、危ない。
あれから10日以上何も無いのでもう大丈夫だと思うけど。

独りでいるのも怖い。
(こーいうことがあるので、友人にマジで車付きの彼氏を作れといわれる。)






私が誰か知っているの?

あなたに私はどう映っているの。

あなたは私に何を求めようとしているの。


…つーか、あんたは誰だよ。





もしナンパのような類だとしたら、

どうしてそこまでして女に執着するの?

どうして自分を押し出せるの?





理解できない。






***************



駅で、終電の時間に帰った時に、

「おねーさんおねーさん」と少し離れたところから声を掛けられた。

こっちを向くかどうかで面白がってるみたい。
もちろん、無視してさっさと改札をくぐった。

外よりも駅の中のほうがまだ安全だろう。





あの時間はよくわかんない人が多い。




「すいませーん、すいませーん!!」

後ろの方で誰かが言ってる。

周りには他にも人がいるし、
今度は誰に声を掛けてるのか分からないから、振り向かない。

結局、応答が無くて「なんだよ」といったご様子。






ウザい。

関わり合いになりたくない。

マジで「失せろ」と思った。





向こうも、「あの女お高くとまってんじゃねーよ」とか思ったかもしれないけど。



それで結構。

…そう、アンタらみたいな下衆に付き合ってる暇なんか無いわ。



そんな奴らに下に見られるなんて、耐えられない。

自己防衛のために、お高くもなるわ。





11/7 23:22



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