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2004年10月19日(火) 『何がやりたいの?』
私は、こう聞かれても、何も答えられない。
当たり前のように、自分の考えていることをいえる人。
当たり前のように「これから」を考えている人。
すごいと思う。
何がしたい?
何がしたいって…。
本当にしたいこと、って。
私は、私なんか居ない方がいいって本気で思っている。 やるなら好きなことをやっていられるほうがいいに決まってるけど、 続けてその先に何があるのというのだろう?
当たり前に生きていくことを前提にしてみんな話すけど。
私は、自分なんか大事でもなんでもないし、 今死んだってかまわない。
生きるとか死ぬとか、はっきり言ってよく分からないけど。
大嫌いだから。 こんな自分からオサラバしたい。
途方も無い未来を、 不安を抱えながら、死を待ちながら生きていく。 そんなの、考えたくも無い。
何の意味も見出せないまま生きるくらいなら、 何もしないでいたい。 それか、死にたい。
死ぬよりも嫌なことがあるから。
なあなあに生きていて、 日頃のちょっと楽しいこととかあるけど、 「何がしたいの」という問いに対しては、 そういうささやかな楽しいことは、 私にとって答えにならない。
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明日は台風が来るそうだ。
父が言う。 「学校なんかどうでもいいから、 やばそうだったら早く帰って来いよ。今までで最大だそうだぞ。」
自然災害には逆らわずに死ね。 私はそう思う。
被害を恐れるとか、私には縁の無い話だ。
私がどうなろうが、関係ない。どうだっていい。
どうして生きてるの。 どうして生き延びようとするの。
わからないよ。
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確かに、亡くなった人に対しては、 どうしても生きていて欲しかった、と思った。
いなくなってしまったことが、本当に悲しかった。
それは、その人に死ぬ気が無かったから。 あるはずのない死を迎えてしまったから。
人並みの幸せは、自分の性格のせいで手に入らない。
…今の心のうちは、あまりに混沌としていて全然わからない。
人の「死にたくない」がわからないし、 私の「死にたい」がわからないし、 これからどうしていいのかもわからない。
なんてダメな人間。 質問をまともに受けられない弱すぎる自分。
もうやだ。
21:35
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