" misty blue "
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2004年10月15日(金)
うきしずみ+恋愛ごっこ。


心が叫ぶ。



周りは次々と私を追い抜いていく。
怖くてできないことが積み重なる。


よく、大事なものを失ったりした時に、
「世界がモノクロに見える」なんて例えをすることがあるけど、

わたしは逆に、
『世界が鮮やかに、まぶしく見えすぎて、私の居場所が無い』と思う。





お前に未来なんか無い。
どこにもない。


消えたい。消えちゃえ。

死にたい。死ね。



視覚も聴覚もなにもかも、シャットダウンしたい。

「わたし」がみんなの中から消えてしまえばいい。







*********************




心が猜疑心や不安、自己嫌悪に陥った時は、
どんなプラスの感情も入る隙間がなくなる。
恋愛感情さえ、どうだっていいものに変わる。


だから、私は誰にもはまっちゃダメなんだ。

…それはおいといて。




今日、昼食後、Y先輩に、
「なんか元気ないね。落ち込んでるみたい」
と言われてしまいました。


本当に気分がふさぎこんでいる時であろうと、
明るいフリをすることはできなくもないのに、
今日みんなで昼ご飯を食べているのに、
私は会話しようとせずに黙々と食べてて、
明らかに機嫌がよくない感じを醸しだしてた。



確信犯です。
計算高い、嫌な奴です。

こんな奴を気にかけて、
笑顔で話しかけてくれた先輩の優しさが、凄く痛かった。
痛くて、泣きそうになった。
ますます、自分が嫌に思えた。




*********************




恋愛って、どんな感情だったかな。
これは、恋なのかな。

たいした経験値も無い上に、3年以上のブランク。
恋愛沙汰と関わり合いになることを恐れてきたから、
私は初心者以下なんだろう。





恋みたいな、感情。


また、理想のカタマリの偶像を見てるだけなのかな。
一時的なものなのかな。
恋愛ごっこみたいな。





興味の無いフリ。なんでもないフリ。


友達が「親切だし、かなりかっこいいよ」と言う。

私はそっけなく『ふーん』と返す。







…でも本当は、かなりかっこいいと思ってます。
私の好みをかなり満たしている人だと思います。

思いがけずに会えたりすると、緊張するけど、めちゃくちゃ嬉しいです。
普段から意識しまくりです。





でも私には、人の総てを受け入れるなんてできないから。

これ以上、ハマっちゃだめだよ。
バレたりしたら終わりだもん。




それに、私が好きになる人って、
私よりも全然しっかりしていてできる人だから、
絶対につりあわないし、
私の中身なんて明かそうものなら、説教ばっかだろうな。
それはやだ。
(指摘できそうな場所満載です、私は。)

こっちも、偶像としてみてるだけだとしたら、
現実を知ったらあっさり冷めることもあるだろうし。




でも、最近、寂しがりになってしまったから。

秋のせいかな。

どうすればいいのか、よくわかんない。






******************




実技にて。


「葵ちゃんは、力が入りすぎてるから、
もっと力を抜いてやるといいよ。」

「もっと、手元で作業できるといいね。」




わたし、そんな感じだったんだ。
確かに動きはスムーズではないけど…。





なんだか、その注意点って、
私の生き方そのものみたい。


肩の力を入れすぎていて、
モノゴトにはおそるおそる、遠くから触る。





…だって、恐れ多いんだもん。

私は居ない方がいいんだって、いつだって思ってるから。




27:25
27:37



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