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2004年02月17日(火) 距離感(2)外側との距離。
今の生きかた。
地に足をつけて、日々をこなしているようにみえて、 なんだかふわふわと漂っているような感じがする。
自分の外の物理的な空間には、 私を縛り付けるような現実も、 確かだと思える事実も、 あるのかないのかもよくわからない。
手を引いていこうとする人もいないし、 いても振り払うまでだ。
強い思いも願いもない。
あるのは、どうしても嫌なことと、漠然とした不安。
私が海だとか空だとか、だだっ広い場所を好むのは、 果てしなく、つかみ所のないものだからかもしれない。
自分の小ささを思い知る。 その偉大さに包まれて、こまごまとした埃っぽい世界の汚れを浄化する。
自分の小ささを知って己を知る。 気持ちを遠くまで向け、自分と空間の境界を感じなくする。
逃げでもあり、 戒めでもある。
きっと、私にとっては、 そんな両面性を持つ存在。
まだまだ、生きる実感は曖昧だ。
確かに地を踏みしめて歩いていく。
それは、どんな気持ちですか?
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