" misty blue "
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2003年09月22日(月)
個性の無い絵


今日は、2限絵画のみ。

絵画の授業も、前期最後なので、課題の批評会だった。
みんなの自由課題も授業中の作品も、やっぱり個性とか性格とか出てる。
おもしろい。


先生の解説は、やっぱ画家さんらしく、絵を極め、分かっている人の意見だった。





私は、絵を描くとき、細かいところが気になって、
どうしても小奇麗にまとめたくなってしまう。

だから、抽象画とか、印象派の影響の絵とか…描けない。


私は、自分で分かってた。
私の絵なんて、面白くもなんとも無い。
ただキレイなだけ。
「キレイ」は、皮肉の言葉だ。



「とても、素直な絵だな」

と、先生はまず言った。

いいよ、無理矢理褒めなくても…。


「個性が無いってことにもなるかもしれないから、
これから好きな画家とか真似てみるといい」




イラストとかでも、私の絵は、最近、
目が大きくてキラキラしてるのは、殆ど描かない。
どんどん、本物のデフォルメというものに抵抗を感じてきている。




「細かいことを気にしすぎて、やる前に無難な方へ、楽な方へ逃げ出す。」

「既成の事実にとらわれすぎて、創造性が無い。」



前者のお陰で、臆病になって逃げ癖がついて、登校拒否に走った。
後者は、私と周りの明らかな差。
バカ正直で、バカ真面目で、頭が固すぎる。


私の、昔からの、重大な欠点。

芸術を志す者には、致命的だ。




25:14



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