" misty blue "
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2003年07月14日(月)
お金。


わたしは、所詮親の脛かじって生きてる反抗期のガキです。
うちの家計に余裕がないことだってわかってる。


バイトしてないのは実技が忙しいからっていうのが主な理由。
帰りが夜なんてこともしょっちゅうだ。
体力的に無理して体調崩すのが一番怖いし。
めんどいってのもある。(「関わり」ってヤツが。)


夏休みはやらなきゃ、とは思ってる。
毎週タウンワーク(無料バイト情報誌)は欠かさず見てるし。





「おねぇちゃんじゃないけどな、『てゆーか』バイトしろ。家計を助けろ。……」



父は、軽い気持ちで使ったんだと思う。

でも。
最近、ナンパ野郎とか男の発言で腹が立つのが、

女を軽く見る、おちょくるような発言。




なんだか無性にムカついた。

それに、いつもバイト情報誌見てるのに、
あらためて「バイトしろ」とか言われると、逆にやりたくなくなる。
反抗的な奴だ。





はぁ…ひとりになりたい。

(ひとりになったら構ってくれる人の有難さが分かるよ、というツッコミは無しで。)




5月から、晴れてる日は、C駅から大学までの間、
バスから自転車通学に切り替えたことはまだ親に言ってない。

親に請求してた交通費が、前に比べて減ってることに気づいてないのだろうか?


自転車は自腹だし、私の財布にとっては損失だ。
確かに大学構内自転車で移動するのは楽だし、
バスの行列を待つこともないからメリットではあるけど。




部屋を見渡す。
これだけのものが、この部屋自体も、ほぼ親の稼いだお金がかかってる。

私ごときに、こんなに。

物欲は、今は少ない方だと思う。


生きてるだけで、見えないところにもお金を取られる。
保険料とか、学費とか、税金とか。
ただここいるだけで。

前に書いたことがあるけど、私が自分にかけるお金は、
無駄遣いのように思ってしまう。

自分に、それ相応の価値が…
いや、価値はあるかもしれないけど、意味がないと思うから。





「だったら、私なんかいなくなればいいじゃない。

私がバイトするよりも、きっと生活にヨユウが出来るよ。」






そんなことを普通に考えてしまう、親不孝者。



モノに命を見るわけではないけど、
親が、もしくは私が私のためにお金をかけているモノに対して、申し訳なく思う。

目の前にあるパソコンも。
高かったのにな…。


欲しいものはあるけど、考えると何も買う気がなくなる。
地球にとっても、害虫には節約してもらった方がいいっしょ。



自分だけは好きになれない。




15日7:39



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