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2003年01月03日(金) 九州旅行@桜島 / ■失恋
2日深夜。 メールが入った。
…といっても、電波の関係で、簡単には受信できず、何度か失敗してやっと、だった。
ずっとはっきり振ることができずにいた彼だった。
車が凹んだついでに余計凹んだらしく、本音を送ってきた。
もう1ヵ月半くらい、生殺し状態で苦しめてしまっていた。
私の気持ちが分からなくて。
付き合えないと分かっていても、私なりの執着があったから。
でも、そんな発言を繰り返してたって、向こうには辛いだけなんだと…
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鹿児島は雨だった。(愛知もそうだったらしい)
今日は、桜島へ行った。
100年前の大噴火で、鹿児島は火山灰とか火山岩とかが多い。
桜島のその量は半端じゃない。 かつては島だったのに、溶岩が流れて、冷え固まって岩になり、 今では九州と陸続きになっている。
連日の食べすぎで、胃の調子は優れなかった。
お土産屋に入って、いろいろ買った。 試食してみて、美味しいのが多い。 紫いもとか、こみかん(小さいみかん)とか。 桜島キティもかわいい。
その後、父の中学校の30年ぶりの同窓会。
飲んだ父は当然運転できないので、家族で待機。 母は20年近くペーパードライバーなので、
母「私が運転しようか?」 誰か「だめ、命が無くなる」
これはうちではジョークと化している。
車校を卒業したばかりでも、私のほうが信用できるらしい。
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これ以上あの人を苦しめるわけには行かないと思った。
あの人には恋が出来る。
私の身勝手でこれ以上振り回すのは、あまりにかわいそう過ぎた。
どこかで、
「自分を出すなんてばからしい。」
そう思う私がいた。
あの人に執着を持っている私。
恋愛感情と呼ぶには小さい私の気持ちを尊重する必要なんかない。
あの人は、別の人とちゃんと幸せになるべきなんだ。
「他の女の子とあの人が話すのは嫌なんだよ。」
前に、Mさんだけに打ち明けたこと。
でも、自分が束縛されるのは絶対に嫌。
もう、終わりにするしかなかった。
ドキドキすることはない。
それでも、あの人に甘えてみたかった。
あの人はいい人だけど、好きになれない部分もあったし。
それ以前に、冷めてる私には本気の感情は、生まれてこない…
半端な感情は、あの人を傷つけただけだった。
私があの人を切るのが嫌で傷ついてでも、
はじめから思わせぶりな態度なんかとるんじゃなかった…
これから。
もう、私にたくさんかまってくれることもない。
メールだって。
あの人にとって、私は特別じゃなくなるんだ。
身勝手。
あまりに身勝手だ…。
自分がどうしたいのか、分からない。
夜。
メールが来た。
最後の文。
「ずっと良い友達でいましょうよ。」
きっと、あの人なりの精一杯なんだろう。
なんていい人。
変なの。
振ったのは私のほうなのに…
『忘れないで。
私のこと…。
やだよ…』
こっちも失恋したみたいな気持ちだった。
親戚の家の布団で泣くことになるとは思ってなかった。
ふと冷静になると冷める感情。
なんで正反対の性格が同居してるんだろう…。
きっと、これからもっと好きになってしまうんだろうな。
ないものねだりだから。
あの人が他に好きな人をつくったら…
壊れちゃうかもしれない。
それでも、一緒になることはできなかった。
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