" misty blue "
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2002年09月08日(日)
高校生と大学生。


また河原沿いを通ったら、やっぱり高校生集団。(5日の日記参照)



あれはもしかしてあの子かな?
声をかけたい。
でも、かけられない。



だって、この時期の3年生がどんなに大変か、必死か…わかるもん。
時間的にも体力的にも精神的にも追い詰められる。

でも、それでいてとても満ち足りた気持ちになって楽しめる、
高校生活最後の時期。


それに、今やってるのはクラス単位であって、弓道部は関係ない。
弓道部の先輩が水を差して、
大多数の面識の無い人たちの全体の妨げになるわけにいかない。


在校生が団結して、一体感を得られる行事に、OBは入れない。




私は、もう二度とそんな一体感とか満ち足りた気分になれないだろうから…

だってね。



高校の制服って、すごく効果が大きい。
同じ教室で殆どの授業(選択以外)を同じメンバーで過ごす…。

体育祭に向け、クラスのTシャツを作ったり。
同じ目標に向かって頑張る。


みんなが大体出身地が同じだし、通じるネタも多いし、
高校はそれほど広くない、限られた世界。
隔離されてるっていうのは言いすぎかな?


たとえ文部省が仕向けた作戦にまんまとハマってるって、わかってても。




大学生の私には、どれももうできない話。

大学って、外との境界が物理的にはあるんだけど、基本的に出入りが簡単。
授業でも出席をとらないことも多い。
サークルもやってないから、団結とかは縁がない。
みんなの出身地もバラバラで、
お互いにはお互いの生活があって、それには干渉できない。


自由度が高いって言うのは、いいこと?悪いこと?




まぁ、私は、
周りの雰囲気に流されてずるずる行くのが楽だと思ってるから、
みんなで何かをする、しかもそれは楽しいこと、
っていうのは、苦にはならないな。


自主性に任されると、どーもね。


大学生っていう肩書きは持ってても、
まだオトナにはなりきれないから。


あの頃の青春に、私はまだ憧れを持っている。





たった1年違えば、こんなに違う。

高校生には高校生の、
大学生には大学生の。

悩みとか楽しみとか生活があって。
いいところも悪いところも、いろんな感じ方も。


高校生に戻ったら、勉強が忙しすぎて苦しむ。
大学生になったら、自由すぎて困惑する。(レポートあと延ばし)?



束縛は好きではないけど、
時間があって、特にすることがないと、色々億劫に感じて、
特別な用が無ければ家で1日つぶしてしまう。
家を出るにも準備が面倒だし。


こんなんじゃ駄目だ、って分かってはいるんだけど。





今日は、明日の正午締め切りのレポートの提出に大学へ赴いた。
第一人文棟に初めて足を踏み入れた。

こんなに古くて薄汚い上…不気味。
階によって違うけど。
提出先の5階エレベーター前はとてもいい方だろう…。

日曜だから、サークルも部活もあんまりやってないし、
カフェテリアも生協もやってないし、人気があんまりない。


せっかく来たんだし、と、20日提出の絵を進めた。


そしたら、いきなり雲行きが怪しくなって、大雨、暴風。
びっくり。


絵の出来は結構気に入ってる。
途中経過で。
でも、完成できるかなぁ。
水彩のハッチングなんて、細かくて終わるんだかどうか。
友達みたいに、絵画室でお泊りなんて嫌…。








2002/09/09/00:45



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