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2001年07月07日(土) 参日目
「千と千尋の神隠し」が見てみたい。
って思えたのは朝。だけ。
楽しみにしてた筈の納射会、 自分で楽しみを無くしてた。
十二射三中でもまぁそんなもんか、ってだけ。
アルバム写真を撮って、
大人になった時に想い出を残す。
大人になる自分のための、 大人になる準備。
今の自分に別れを告げるための下準備。
もう袴を着ることはないだろう。 あのメンバーで。
誰にも別れの言葉を告げずに学校を出てきた。
こういう気分は初めてじゃない。
全部を嫌いだと、自分を詰ること。
ただ、余計な条件が増えたために、 元に戻すのは難しそうだ…
明日、後輩がお別れパーティーを開いてくれる。
いっぱい食べてやる、って気合は十分だったはずなのに。
なんか、悲しい。 辛いよりももっと悲しい…
行きたい気も失せてくる。
だって、それが終わったら。
どうしていいのか分からず、 前を見るのが恐くて、
そんな子は嫌いだ、って言う心の声が聞こえてくる。 自分が勝手に作ってる被害妄想なんだとは思ってても、 嘘だとは思えない。
学校から帰るなり缶チューハイを空けてた。 外はまだ明るい。 「某」進学校の制服を身に纏ったまま。
この巨峰の味は気に入らない。 もう一つの種類の方がいいなぁ。
今日帰ってきた模試の結果で、 なんか世界史が科目のマークミスでもしてたのか? 日本史とか書いてあって、 それも校内偏差値19ってなんぞや?
そりゃ、世界史のために答えたんだし、点は悪いに決まってる。
でも、納得いかねぇ〜…
志望大はランク低いからいちおうA判定だったけど。
小論文模試の用紙を貰った。
やらなきゃいけない。 分かってるんだけど。
全部うっとおしい。
消えちゃえ。
お前なんか嫌いだ。
お前みたいな弱い奴。
人間として駄目な奴は。
背中がそう言ってた。
頼っちゃいけない、所詮あれは傷の舐めあい(当人談)だっただけ。
昨日久しぶりに泣いてた私。
机の中の、クローゼットの奥に仕舞い忘れた手紙を読んでしまったから。
ただ… 読み終わったらあっさり涙は止まった。
情というものは私の中から簡単に去ってしまえるものらしい。
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