旅行だわさ …2003年06月24日(火)
それにしてもダリィぞなもし。
そもそも俺の中で「旅行」というものは、チケットを手にした時点で既に終わっているのです。 アタイは飛行機が嫌いです。 毛が3本揺れる程度の微弱なエアポケットに落ち込んだぐらいで後ろからツイスターが迫ってきているに違いないと恐怖に苛まされるほどなのでもちろん1秒も眠れないし、機内食は不味いので手をつけません。 浴びるように水を飲んでは脂汗を流し微動だにせず、天皇暗殺を企てた国犯が死刑執行の日を待つように、南極越冬隊が我慢強く春を待ちわびるように、俺は着陸に恋焦がれて待つのみなのです。 到着後はモロッコの砂漠を5万キロ走破したカローラの如く存分に打ちのめされています。
絵に描いたような「存分に甘やかされて不自由なく育った独りっ子」である俺ですから、国際線利用時はタカシのコネを余すことなく悪用してクラスは常に加齢臭があたり一面に濛々とたち込めるエグゼクティヴ、時期と運によってはファーストという過分な高級国家官僚的待遇を楽しんできました。 だがしかし今回は貧民どもと養鶏場のようなエコノミーに押しやられるのです! 何か「ブルジョワの憂鬱」みたいなね。 「O嬢の物語」みたいなね。 鉄輪で陰部を封印されるみたいなね。
明日から3週間ばかり旅に出マウス。
4年ブリのバルセロナに2週間、半年ブリのコペンへ1週間。
御前等はたかが20円如きの理不尽な煙草税つり上げに打ち震えながらハッピー労働!
【メルマガ☆★☆キラーナシゴレン】
活き活きトラヴェリング@欧州の実況中継がある日いきなり御前のメヱルボックスに届いちゃう! これ以上は望めない、という密度の薄い人生を送っている暇なお方だけどうぞ。 「メルマガ」とか本気で口にする白痴の人生は1ピコ秒でも早く終わるべきだと思いマース。 つうか何事も非常に面倒くさく疎ましいのでしばらく日記も楽なこちらキャモ。