春に怯える …2003年04月23日(水)
ハイハイご多忙ですっかり死体だったんデスヨー。
イマジンを口ずさみながら鶴を折るだけで平和が訪れるはずもないのと同じように、毎日存分にゴロンと転がって眼鏡をかけたり外したりしているだけでは決して卒業できないのです。 修士論文の提出期日を間近に控え、しばらく疲労感の虜でしたがようやく文献と引用目録を残し修論の野郎がほぼ終了しました。 必修個展の具体案もまとめ上げたし予定通り来月末に卒業しマウス。 まだ完全に終わってやしねえのに「パトラッシュ、僕はルーベンスの絵を観たんだよ。 だから僕はすごく幸せなんだ」のようにすべてを見てしまった後、天に召されるネロ少年の心境です。 御前等が俺のお母さんだったらいっぱい泣いちゃうぐらい俺は軍事衛星タイプの稼働率で労力を注ぎ込み全世界を屈服させました。 修論に占領された実に暗澹たる日々を過ごしチョッパリネチズンとしての威厳をかなぐり捨て、俺のライフラインと書いてWWWに繋ぐ余裕と時間すらありませんでした。 WWWと修論、どっちが大事なの？ アタイと仕事どっちが大事？ ねえ、どっち？
さて。 修論がいよいよ終わりに近付くにつれ、タイバーツの如く暴落し、ミッドウェー会戦並に落ち込む一方だった俺運も一時期のユーロバブル風味に急上昇中のようで、自販機で飲み物を買えばゴロゴロと3本も転がり出るわ、暇つぶしに買った銀はがし懸賞で200ドルは当てるわ、10ドル札は拾うわ学校外のスカラシップに受かるわキロバイト級の幸運には縁がなくともギガバイト級の幸運をあっさり掴んでこそ俺つうか人生て超チョロい。
途轍もないしっぺ返しに怯えながらも最後に笑うのは俺だ。
