2002年09月15日(日) |
VISIBLE/UNVISIBLE |
あまりにも長い間 感情を平坦に保ち過ぎると 「悶々と」してくる。 何か溜まるのだろうな。
明日から連休で、本当に幸せな夜だったから、 「アメリ」を借りて、初めて見た。 涙を流したので、気持ちが良かった。 強い高揚感を得るには映画や音楽や本があれば十分だ。 少なくとも今はそう思う。
村上春樹「海辺のカフカ」を上巻まで電車で読み終える。 ここまででひとつ疑問に思ったのは、 村上春樹は何故女の子の体のことをこれほど分かるのだろうかということ。
世界のどろどろした悪意と、女性の月経が同質のものだというのは 私が一年くらいで体験的に感じてきた事で、 TOGAの時にも書いたけれど いくら綺麗にクールに自立していようとも そういう汚い部分に目を背けて生きていけない、 逃れられないと私は思う。
なんで? 村上春樹はモテモテだから女の子のことも分かるのかな。
とにかく本当に面白い小説です。 またこれを読んで、「暴きたい」「謎を解きたい」春樹ファンが いろいろうんちくを垂れるのでしょう。 私を含めて。 突っ込み所は沢山あるわ。
期間限定サイトも立ち上がっているようですが、 そういう附随物を読み・聞きするのは 全部読み終えてからにします。
ひとつの小説のお陰で しばらく楽しい日々が続きそう。
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