b a b y ' s b r e a t h 

2004年02月27日(金) 
止めようとすれば
そうするほど
溢れてくる涙と

考えまいとすれば
そうするほど
溢れてくる想いと

そんなものが交錯して
彼の手を離せずにいる自分


次いつまた逢えるかわからない
そんな状況の私に

またね

不確かな約束をして
私の部屋の玄関をあけて去っていく彼を
見送るのは辛いから
そんな彼の姿は見ない

ちょっと経ってみれば

そうだ
彼がここに来る前のあの部屋に
そう
私ひとりだけがいるその部屋に戻っただけ



でもきっと明日の朝思い出すんだろう
今日感じた彼の温もりを
素肌に感じた彼の息遣いを

優しい腕の温かさと
人の心の温かさを



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