『ケーキとビールがあるお店ないかな・・』

ふたりでブラブラして・・。

『ケーキ、食べないでしょ？
　食べたいの？』

『誕生日だからさ
　ローソク立てたらケーキが燃えちゃうからそれは無理だけどー
　お祝いだからね＾＾』


ちゃんとお祝いしてもらった誕生日は７年前のこと。
その一回きりだった。


結局・・
中途半端な時間で
どのお店もランチが終わってディナーが始まる前の閉店時間で。
２時間車を走らせたけれど、わたしが時間切れ。

なにやってるんだろうねぇ。
彼は夜勤明けで寝ていないし
誕生日、とか言ってるけど
もう何日も過ぎていて・・彼はきっと何日かも覚えていない(笑)

でも　うれしかった。

また会えるのがうれしくて。

友達でも彼氏でもなく
なんだかよくわからないけれど。

いつか・・なんて思ってしまうけれど。
そんな想いは胸にしまっておこう。