彼女と出会って、三年になる。
彼女は、これまでに4枚のアルバムを出している。 私が初めて彼女の音に触れたのは、3rdアルバムだった。
戸惑った。彼女の叫びともとれる歌声に。曲に。想いに。
窮々と感じ、怖かった。 神経を直に触れられている気がした。
しかし、彼女の音に声に、惹かれてやまなかった。
それからすぐに、1st、2ndアルバムを手にし、 それら音の世界で、彼女の世界で、彼女の歩みを感じた。
わけもなく気持ち沈んだりすることがある。 何なんだろう? 何をしているのだろう? 何を言ってるの? 訪れる空虚感に支配されることがある。
そんなとき、私は、敢えて、力入れて、気持ち奮わせようとはしない。 どんなときも、必要であるから生じるものだと思っている。 いつのまにか、消化し、気付いていなくとも自分に戻っている。
時間にまかせ浮かびながら、私は彼女の音を求める。 「自分が自分である」ということを思い起こしてくれる気がするからだ。 それは静かに訴えられ、深呼吸を迎え、安堵する。
泣いてもいいよ。叫んでもいいよ。 と、無意識に閉じた扉を開いてくれるかのように。
初めに感じた、窮々さ、怖さは、無意識の扉の奥を突かれたからだった。 自分で封印していただろう何かを意識せずにいられなかったのだ。 今では、彼女の音に想いに、救われているというのにね。あらー。
そして先日、彼女の新しい声が日本先行で届きました。 静かに、強く、優しく、訴えてきます。 捕まりまくりの毎日です。あはー。ビバビバ★
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