時色。

 
2001年06月16日(土) スイカの子。

それはもう、約30年前の夏のことです。約。約です。
26歳のとある妊婦がおりました。
毎日、毎日、飽きもせず、スイカばかり食べておりました。
よく聞きますよね。
妊娠してるときって、どうしても食べたいってモノが出てくると。
彼女の場合、それが、スイカだったわけです。

いよいよ陣痛です。出産です。
ベビー誕生、肺呼吸バンザイです。

真っ赤です。赤いです。赤すぎです。

スイカのようなベビーとの初対面となります。

ぎょぎょぎょ。

彼女は、あるものを発見しました。

スイカの種。

肺呼吸ゴーのベビーの背中に、スイカの種がついてるではありませんか!
へその緒とおって?スイカの種?
彼女は、こすってみました。。。。。。取れません。。

ほくろ。でした(スイカの種大リアル)


ワタシハ スイカカラ ウマレテキタ
幼い頃そう思っていた、今年30、harukiです。
背中には、自分ではなかなか見ることの出来ないスイカの種がついています。
お腹には、まだ真新しい盲腸の傷アトがあります。
30年前の夏、母親はスイカの子を産み、父親は盲腸を切ってました。
ぃぇ。。。盲腸は関係ないんですけれどね。。。。フ。。
母親は、いまだに、スイカの食べ過ぎのための跡だと思っておりやす。ぁぅ。。

スイカを食べて、ふと久しぶりに思い出した話です。


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