昨日は、いつのまにか眠ってて、 目が覚めたら、雨の音する明け方5時前だった。 少しネットで遊んで、いつのまにかまた眠った。 再び目が覚めたら、お腹の音なくお昼前だった。
居間のテーブルに、大きな花束があり、 母親が嬉しそうに声をかけてきた。
「ひまわり。好きだったよね。」
ひまわりのほかに、ガーベラやカーネーション、 名前わかんないけど、黄色い花や白と紫の花が 母親の嬉々に添え咲いていた。
「どうしたの?」普通の問いかけ。 「いただいたの」普通の答え。
雨落ちる休日の部屋の空気を、包む色たちだった。 ふんわり香り包まれながら、 母親が花瓶に丁寧に生けていく姿を見ていた。
「このまま咲いてたらいいのにね」母は言う。
枯れるから、花は、そこに生きる素敵があるんだよ、お母さん。
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