時色。

 
2001年04月29日(日) 花。

昨日は、いつのまにか眠ってて、
目が覚めたら、雨の音する明け方5時前だった。
少しネットで遊んで、いつのまにかまた眠った。
再び目が覚めたら、お腹の音なくお昼前だった。

居間のテーブルに、大きな花束があり、
母親が嬉しそうに声をかけてきた。

「ひまわり。好きだったよね。」

ひまわりのほかに、ガーベラやカーネーション、
名前わかんないけど、黄色い花や白と紫の花が
母親の嬉々に添え咲いていた。

「どうしたの?」普通の問いかけ。
「いただいたの」普通の答え。

雨落ちる休日の部屋の空気を、包む色たちだった。
ふんわり香り包まれながら、
母親が花瓶に丁寧に生けていく姿を見ていた。

「このまま咲いてたらいいのにね」母は言う。

枯れるから、花は、そこに生きる素敵があるんだよ、お母さん。



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by haruki     □ HOME  



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