あずきの試写室

2003年02月21日(金) 「ホワイト・オランダ―」

昔々あるところにと始まる童話の世界に
登場する継母は、必ずといってよいほど
意地悪で、ヒロインは泣かされていましたが。。。
この作品では、3人の里親が出てきます。
なんせ実の母が刑務所に終身刑で
入っちゃってるので。
童話の優しい本当のお母さんとはちょっと違いますね。

母と娘の葛藤を軸に描かれていますが。
3人の里親の存在もなかなか印象的です。
3人3様で、其々の家で暮らしている時に
刑務所に入っている母の元を訪れるのですが
そのたびに、服装から雰囲気まで
違っている主人公アストリッドが
なんともいえません。
母は勿論囚人なので、同じ服同じ雰囲気。

正直女性が5人出てくるのですが、
どの女性も感情移入できない世界でした。
が、「ブリジットジョーンズ」で30代独身女性を
等身大で演じていて、とっても好感が持てた
レニー・ゼルウィガーが哀しかった。
もっと強くなればと口ではいえても
きっと難しいんだろうなあ。

アストリッド演じるアリソン・ローマンは22歳で
10代少女を演じているのですが
小柄なこともあって、一瞬え。22歳なのと
後からびっくりしました。
髪をショートにした時が活き活きしていて好き。

ヒステリックな母を演じるミシェル・ファイファーは
ほっそりした、繊細な美しき容姿もあって、
わあ。切れたら怖そうーなんて思ってしまった。

それにしても、囚人と面会するシーンでは
たいていがガラス越しに語るシーンが多かったので
周りが金網で覆われた、屋外で沢山の囚人と家族(友達)と
会っているシーンを見ていたら
なんだか動物園でのふれあい広場(直接うさぎとか触れる)を
思い出してしまった(想像力飛躍すぎ)

タイトルの「ホワイト・オランダ―」とは
白い夾竹桃で美しい花ながら、敵から身を守るため
青酸カリより強い液を出すという。
原爆後一番最初に咲いた花ということですが。
たとえられた母強すぎ(笑)


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