日記
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2008年05月11日(日) 5月9日

朝9時に家を出て、電車に乗る。
が、小田急線で車両故障発生とのことで、
下北沢で足止めを食らう。
いつ復旧するんだ?乗り換えて渋谷経由で行くしかないのか?と
思っていたら動き出した。
と、思ったら代々木上原でまた足止め。
流れるのは「運転を見合わせています」のアナウンスのみ。
いつ復旧予定かは不明のまま、ぼんやり20分くらい待ってみた。
動き出す気配なし。
結局、千代田線経由で原宿→新宿→埼京線快速で大宮へ。
新幹線の乗り換え時間が6分くらいしかなかったので、
階段を走って駆け上がり、若干息が上がりつつ新幹線の切符を購入し、
ホームでジュースを買おうとして、どれを買うか悩んでいたら
新幹線が来ちゃったので、諦めて乗り込んだ。

結局、当初の予定より50分遅れで長野に到着。


駅前の景色を眺め、少しだけ歩いた後、
伯父の家に寄る。
両親が、伯父に頼まれた書類にサインしたりハンコおしたり印鑑証明を渡したりしていた。オトナはたいへんだなぁ。
保証人とかじゃないみたいだから別にいいけど。

しばし、伯父の家の真っ白な猫と戯れる。
爪先をぺろぺろと舐めてくる。ジェルがおいしそうなのか??

ちなみに現在のネイルは、ピンクの上品系ラメグラ。



わたしが時々長野に来る理由は
祖母に会うためだ。

そのためだけにわざわざ来なくてもいいのに、と
言われたりもする。
それでも、年にほんの数回でしかない。

みんな、わたしが来ると祖母がよろこぶから
わざわざ無理して来ているんだろうと思っているみたいだけど
ほんとうは、わたしが祖母に会いたいから来ているだけ。


会いたいから会いに行く。


何もしてあげられない自分に、苛立ちを感じながらも。



施設を出て、
ファミレスでごはん。パフェも食べる。
母の日何が欲しいか聞くと、
「マドレーヌの型が欲しい♪」と言うので
東急へ。


「ケーキいらないから」と言っておくのをすっかり忘れていたので
母親が焼いたシフォンケーキとチーズケーキを持たされる。
いつもケーキを持たされる。
駅前で両親と別れ、
昔通った道を、少し歩いてみたいと思ったけれど
なんだか風がつめたくて、
今日はこのまま帰ることにした。


街並みのうしろにはいつも、山々が見える。


大学4年生の春休み、
懐かしい街並みの中を歩いた。通っていた小学校にも行った。
くだらない感傷だと、自分でも思うけれど。
わたしは小さいころの記憶がおぼろげだ。
断片的な記憶しかない。


どうしようもなくさみしいとき、
自分の存在を確認したくなるのかもしれない。


人は皆、孤独を抱えながら生きているのだろうと思う。
皆、どうやってその孤独に耐えているのだろうか。


yuri |MAIL

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