日記
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2002年02月06日(水) |
あれからもう、4年。 |
1998年2月10日
新幹線から降り立ち (東京での大学受験の帰り道遠回りの寄り道。) 夕刻の長野駅前、東口。
『清水 金!!』 の号外を受け取った。
”この場所”に未だかつて存在し得なかった 興奮覚めやらぬ、活気のかたまりがわたしの周りを取り囲む。 空気が違った。 人が、たくさんいた。
駅前の風景も、ほんの1年前とは様変わりだ。
それでも、 ペデストリアン・デッキから遠く望む街並みは 変わらない。 変わらずに、いて欲しい。 と願うのは、ひとりよがりでしかないのだけど、ね。
スポーツと名のつくもの、観るのは結構好きだけど、 あの「実況中継」のウルサイ喚き散らす声、は大嫌い。 独りよがりだったり、視聴者を無視して盛り上がってたりねぇ・・・・。 興醒め。 「中継」は必要最低限の状況説明のみに留めていて欲しい。 誰もオマエの主観なんかに興味ねーよ!と何度も突っ込み。するしかない。 まぁエンターテインメント性の強いものは仕方ないのだろうけど・・・・。 (オリンピックなんて、まさにそのもの。) 「観客の気持ちを盛り上げるような実況中継」というのも、 なかなか難しいものなのかな。 せめて、邪魔はしてくれるな、と思うけど。
わたしは、昔の長野駅が好きだった。 もう、戻ってはこない。(そんなのあたりまえ) けれど、思い出はわたしの胸の中にある。 それだけで充分なんだろう。 古臭くて小さくて田舎っぽい、不便でぱっとしない景観だったかもしれないけど、 好きだった。
こんな感情をきっと、誰もが抱きながら生きているのかな。
「抱かずに」、感傷的な感情など一切を排除して生きていける人間は、 楽でいいかもしれないけど、 それはとても寂しい生き方だ。(と、わたしは思うけど。)
わたしには、できないなぁーー。
いつか、わたしも、忘れてしまうのかなぁーー。
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