日記
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2002年01月09日(水) トシ考えろよ、って話とか。


”いいトシしてカワイイものがスキな女”って、
なんか
「カワイイものがスキな自分が好き!」
って感じなんだろーなーとしか思えないっすよね。
現実逃避っつーか。


でも私はカワイイものが好きだ。
大好きだ。
しかし!

「キャーー!かーわーいーいーー!!」

となんでもかんでもその甲高い叫び声一言で片付けてしまうような女には
なりたくないし、嫌いだし、うざいし。みっともない。
だから私は騒がない。
でもこころのなかでひっそりとときめいていたりする。
それでこっそりと買ってみたりもする。


そもそも「いかにも少女趣味」みたいなもんは私の嗜好には合わないし、
外見にも合わない(らしい)上に、
人前で「カワイイカワイイ」を連呼することも滅多に無いということで、

うちに遊びにきた友人にびっくりされたことも度々。

シンプルな空間を愛しているのだ。
私の部屋は、家具はシルバーとブラックで統一されている。
絨毯やベッドカバーやカーテンはブルー。

それなのに。その「シンプル」と「カワイイモノ」は、相容れない。
部屋の片隅や、棚の一部分には明らかに異彩を放つ空間があり。
ミッフィー(シリーズ)やらたれぱんやらすしあざらしのタマゴやら。

あと、チョコエッグの「ペットシリーズ第二弾」に
実家で飼ってる犬の種類がいたこともあって、去年一時期大人買いに走った
動物たちもたくさん並べてあるけどこれは少女趣味ではないから良いとしても。
(あのね、目的の犬は、なんと最初に7個買った時点で2個も!出たので
 目的は果たされたはずだったんだけど、その後同じシリーズの
 「日本猫」がどうしてもどうしても欲しくなってね、結局25個くらい
 買っちゃったんだよね・・・・・。見事フルタの策略にはめられた私。)

あと当然トトロもしっとりしろたんもイエティもいます。
うん、でも自分で買ったものよりは貰ったものの方が多いかなやっぱり。

自分では、なるべくモノを増やさないよーにしよう、しよう・・・・、と
心がけてはいるので・・・・・。(買うときはなるべく小さめのモノを。)



こないだの日記の続きみたいになっちゃったけど。
続きついでにもうひとつ。


私は逆男女差別の激しい女だと思います多分
あまり良い事ではないんでしょーけどね。
「オンナノコなら許せる」みたいなのけっこうあるんですよね。
「あけおめ」だって、オンナノコが使ってる分にはまだ、
かわいーじゃないですか。男が使うのはいかん。
なんで「あけおめ・ことよろ」メールであんな憤慨したかって、
その元旦に送られてきた3通のうち、2通が男からだったからですわ。
その時私は友人たちと例年の如くカラオケオールしてて、
まぁそれなりに明るく楽しく新年を迎えていたわけです。
立て続けにそんなメールが入ったもんだからもう。なんじゃこりゃ!と。
大体「ことよろ」ってなんだよ!(去年もそんな事で憤慨したな。)
最早流行りことばってゆーより定番の挨拶になりつつあるって
ゆーのもわからんわけじゃないが。

日本男児たるものそんな軟弱で良いのか!

などと少々見当違いの怒りがこみ上げてきたりなんか、するわけです。
せいぜいゆるされるのは10代まででしょー。
20代それも後半の男が、若いつもりで使うのってみっともなさすぎだよな。


しかし「オンナノコなら許せる」って思考自体もさ、
つきつめて考えれば大きな疑問にぶつかるわよね。
そうやって固定されてしまった思考をほぐしていくのってさ、難しくない?
まず、疑問にすら感じないんだから、怖いよね。
「まず、何に対しても疑問をもってみること。考えてみること。」
大切なんだね。きっと。
私もまだまだまだまだ、甘すぎるよなぁ。(主に自分自身に対して。)


私は「なんでもかんでも男性と平等に!を声高に主張する女性」ってのも
あんまり好きにはなれないんだが。
あ、その思想自体を否定するつもりはさらさらなくってよ。
実際に「対等」を望んで、努力して実現させていこうとする女性の姿、
逞しくていいですよね。
そして「声高に主張」する女性達を否定する気も勿論無い。
だって私には実際に社会に出て体験していないことだからわからないんだもの。
何も知らない女があれこれ言う資格ないでしょ?

でもさ、その話はおいといて。
私は「女性らしさ」「女性だからこそできること」なんてものも、
とても大切なものだと、思っているからさ。

しかし、自らの思考に「何の疑問も抱かない」ってのは、こわいことだ。
それって世の多くのバカオヤジ共と何ら変わらんじゃないか。
(世の男性全てを指してるわけではもちろんありませんよ。)

あとねぇ、私は
「中途半端なフェミニスト男」は嫌い。大嫌い。
中途半端に理解があるつもりになって、自己満足してるやつら。
それなら、いっそ
「昔ながらの頑固一徹オヤジ」みたいなほーが、よっぽどましよ。
まぁ、程度にもよるけどさー。あまりに古臭過ぎるのも、考えもんだわよね。
今時そんな奴もいないだろーけど。


一例挙げましょうか?

「僕は君が働きに出たいって言ったから、賛成してあげたんじゃないか。
 共働きになって、僕も家事を手伝ってるじゃないか。
 ゴミ捨てだってしてるし、風呂掃除もしてる。
 これ以上一体何が不満なんだ?!
 それなら君が仕事を辞めれば済むじゃないか!」

とか言い出すような男よりは

「男は外で仕事。(=責任) 女は家を守る。(=責任)」

みたいなほーが(古いけど)、よっぽど好感持てるって感じかな。
まぁどちらも極端すぎるけどねぇ。


私の周りにも、「将来は当然ダンナに食わせてもらう。」って
考えの女、たくさんいるってことは紛れも無い事実だし。
つまり男性側の責任だけじゃないってことですよ。
私もその考え方は別に嫌いじゃないし否定もしないし。

(ただねぇ。終身雇用制もガラガラと崩れ落ちてる時代に、
 そんな呑気な事ばかりも言っていられるのも今のうちだけだろ、
 とは、思ったりもするけどさ。さすがに。
 危機感がなさすぎるのも考えもんだわね。)

それにさ、結局本人達が良ければそれがどんな形であろうと
バランス取れてるわけなんだよね。


こんなことつらつら並べ立ててる本人(私)だってさ、別に
「キャリアウーマンになりたい!」だとか(これって死語よねきっと。)
「男性並みにバリバリ働きたい!」だとか(男並みにって考え方自体古いな。)
微塵も思ってないわけでさ。
ただ単に今は何にも考えられないってだけでさ。
将来のことなんてね。


こーゆー話について語りだすと、長く長くなってしまいそうなので
ひとまずこのへんにしときましょうか。ふぅ。

(もし不快に感じた男性の方いらしたら、ごめんなさいね。あ、女性も。)






      

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