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五月雨の予感 - 2001年01月16日(火) そういえばもう年明けたんだっけ。 最近何日だとかわかんなくなっちゃって。 いいねぇ、ダメダメにターボがかかってきた。 そういえば一昨年の今頃かな、中学の後輩が バイク事故で死んじゃったのは。 すごくかわいい奴だった。弟のような感じかな。 あれは本当にもう突然のこと。 実際に「死んだ」と聞かされる前は脳死状態で 入院中だったらしい。辛かっただろう、本人も家族も。 学校に行く途中だったという話を聞いた。 不幸だと言えばそれまでだがそんな一言で済ませられる ような簡単なことじゃない。少なくとも俺にとっては。 葬式に行った時親も二人の兄達も泣いていた。 俺はその姿を見てただ涙を堪えるしか出来なかった。 その後の聞いた話によると母親が「この子はまだ生きている」と 言っていたらしい。もし実際俺がその場にいたとしたら 人目もはばからず泣きじゃくっていただろう。 あれから二年。例え一瞬でも彼のことを思い出す人は いるのだろうか。人間などそのようなものだ。 いなくなった人間(モノ)は容赦無く忘れてしまう、悲しい生物。 時々彼の事故が起こった場所を通ることがある。 今はもう花の一つも飾られる事の無いその場所でもいつも 俺は思い出す。馬鹿馬鹿しい話だろうが、そこで決まって いつも俺はこう言う。 「元気か?」 今日の一言 「二日も同じメシを食わそうとするんだぜ・・・だからぶっ飛ばしてやった」 ...
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