夕方、民主党の全議員政策懇談会が開かれた。9月の代表選の際に小沢代表が示した「小沢ビジョン」にもとづいて、政権政策委員会(赤松広隆委員長で事務局長は松本剛明政調会長、計8名)がまとめた「政権政策(たたき台)」(全文はこちら)について議論。
2日ほど前から新聞でも報道されているが、例えば、消費税は、現行の5%を維持し、税収全額を基礎年金の財源にする、といったことも含まれている。
私は、2年前にまとめた年金改革案(基礎年金部分については2〜3%の消費税増税でまかなう)が、岡田代表の参院選でも評価されたと思っている。それを、今から「増税は国民受けしない」ということで撤回するなら、かえって、無責任野党と言われ、信頼を失うのではないか。国民受け第一で、将来に無責任な自民党政権との違いをしっかり見せるためには、徹底的な歳出削減にあわせ、年金を本当に安心なものにするための増税についても、国民に理解を求めることが、政権を目指す政党として信頼を得られるきかっけになると思っている。
今日の懇談会でも発言しようと思っていたが、発言者が相次ぎ(私と同じ考え方の大物議員の発言もあった)、時間切れ。来週も2回開かれるので、しっかりと発言していきたい。