今日午後8時50分から本会議。もともと19日までだった通常国会の会期について55日間、8月13日までの延長が採決される。
本会議は、通常、午後1時から開かれる。開かれる場合には火木金のいつか。時間は10分という短時間から2時間前後までが多い。今日は、民主党が郵政改革法案を廃案に追い込むべく会期延長に抵抗したため、本会議の開催が夜になった。竹中大臣の不信任案を提出するという手段もあったのだが、それは温存して、議会運営委員会委員長の不信任案の提出という手段を用いた。本会議の開催が9時ころとなれば、議員はその前に夕食をとる人が多い。そして中にはお酒を飲む人も・・・
本会議開始。自民党には真っ赤な顔をした議員が何人もいる。最前列の一番端の秋葉議員(4月の補選で宮城から初当選)は頭を垂れて爆睡。最後列の森前総理は天井に向けて口をポカンと空けてグッスリ。それに気付いた民主党議員が指差して怒号を浴びせる。それでも2人はいっこうに目を覚まさない。登壇した社民党の阿部知子議員が「お酒を飲んで顔を赤くして本会議に臨むとは言語道断」と強い口調でぶった。
採決が始まったが、民主党・社民党議員は席を立たずに抗議。国対の指示で最前列の津村・村井・城井議員は立ち上がり、投票意志を示すために採決の札を高く掲げた。途中から2列目にも指示が来て私も立ち上がる。20分ほど経過し、議長が「あと10分で投票しなければ棄権とみなす」と宣言。結局は、10分経過直前に社民党、それに続いて民主党が投票。本会議の終了は10時半すぎ。
直後の代議士会で、鉢呂国対委員長から「社民党の土井元党首から、投票しようと提案があり、それに従った」とのこと。なお、国対委員長は社会党出身です。