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ウズベキスタン暴動鎮圧 2005年05月14日(土)

 ウズベキスタンで反政府暴動が発生し、政府が武力鎮圧したとのニュース。数百名の民衆が死傷したと言う。もし事実だとすれば、そのような圧政は許されないことだ。
 ウズベキスタンは、98年から99年にかけて、財務省財政金融研究所国際交流室に在籍していた際に、石弘光一橋大教授(後に学長。現在、政府税制調査会会長)を団長とする調査団の一員として3回ほど訪問した。ウズベキスタン大蔵省から税制についてのヒアリングを行い、石教授はじめ数名で分担して税制勧告書(英文)を作成した。ウズベキスタンの人々は日本にとても好意的で、日本の経済発展に対し敬意を持っている人が多いのが嬉しかった。
 当時、ウズベキスタンはロシアから分離独立してわずか10年。国づくりの途上にあった。建国当時から続くカリモフ大統領の独裁政権に対する国民の反発が強まるのは、当然の流れとも言える。経済発展に伴う民主化の流れは止められないだろう。
 その中で、日本とウズベキスタンとの友好関係を強化するためには様々な困難が伴うと思われるが、政府間・議員間の地道な交流が大切なのだろう。


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