英国人の彼女
6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。

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2004年05月25日(火) 外交官と遠恋

ダーリン(仮名)の次の赴任地が決まりまして。どことは言えませんが、また日本から直行便のないところです。時差は少し縮まりました。今の最貧国に比べれば、ずっと生活環境はいいところですけれど、それでも途上国です。なんでそんなところばっかり選ぶんだか。ダーリン(仮名)は将来の転職のためにManagement部門を希望しており、めでたくSenior Management Officerとして赴任することになったので、彼のためには喜んでしかるべきなのでしょうけれど・・・。


いったいいつまで遠恋が続くのでしょうか。


外交官と遠恋は、切っても切れない関係なのかもしれませんが(3年ごとに移動し続けるわけですから、一緒に住むという決断をしない限りは自分がどこにいても必ず遠恋です。)、それでもいい加減辛くなってきました。もともとわたしは、遠恋するなら別れた方がマシ、というスタンスですし。

今回は、どうかわたしが働けるような国(英語圏か、アジア諸国で日系企業が多数進出しているようなところ)に決まりますように、と、ほんとに心の底から祈っていたため、落胆もかなり大きいです。ダーリン(仮名)は、海外ポストが決まらなければ待遇の悪いロンドンで働かなければならないので、とにかく国はどこでもいいから、と手当たり次第に希望を出してたみたいですけど。

わたしのことを考えてないことはないのでしょうけれど、そこまで考えているとも思えない。


英語がそれほど通じなくて、日本の企業はほとんど入っていないような国なので、わたしのキャリアのレベルを落とさずに職を見つけることはまず不可能みたいです。で、わたしも全てを投げ打ってダーリン(仮名)と住む!ということが、できるタイプじゃないんですよね。性格的に。不安定な恋愛に賭けるより、自分のキャリアが大事。人より早く出世したいと思っているくらいですから。いくらダーリン(仮名)と一緒に住みたくても、たとえば日本人向けのお土産やさんの店員とか、日本料理店のウェイトレスはできないな、と思います。


でも、あと4年も遠恋はどう考えても無理ですよね。だったら、どうせいつか確実に別れるんだったら、早めのほうがいいのかな、とか考えてみたり。なんか別れ話ばっかりしてる気もしますが、この夏にダーリン(仮名)に会いに行くときに、よく話し合ってみようと思います。


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