英国人の彼女 6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。
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カイロ到着。カイロの空港には政府の人間を装った旅行代理店の人がうろうろしていて、平気でウソを言いますのでご注意下さい。ホテルまでのタクシーも、彼らを通すより、自分で空港の外のタクシーを捕まえる方が、断然安いと思います。
カイロのホテルはWinsor Hotel。かつてイギリス将校のクラブがあったという古いホテルで、Lonely Planetに載っていたのですが、歴史あるホテルマニアなうちらのツボにぴったり。泊まった一番高い部屋でも5000円くらいだし、高い天井、広い部屋、なかなか良かったですよ。でもお風呂とトイレと洗面台が古いのは、頂けませんが。(洗面所重視派)あと、ツアー勧誘がウザイです。この手の中流ホテルは、ツアーからのコミッションで儲けを出しているらしく、気持ちは分かるけれど、やっぱりちょっとね。
昼まで休んでから、カイロからアスワンまで寝台列車で下る予定なので、27日発のWagon Litの切符を買いに中央駅に行きました。1人50ドル。Wagon Lit(ワゴン・リー)は、フランスかベルギー資本のオリエント急行等、超高級寝台列車を運行してる会社なんだけれど、エジプトWagon Litはずいぶん前にエジプト資本になってしまっているらしく、ゴージャス感のかけらもありませんでした。
この日悲しかったこと。地下鉄に乗っていたときに、すごく揺れるので、彼につかまっていたんですね。すると、エジプト人のおじさんに、「この国はイスラム教だ!人前で抱き合うんじゃない!!」と怒られました。で、それに十分落ち込んだのですが、その後、道を歩いているときに2回も通りすがりにお尻を触られて。中東と日本は痴漢が多くて有名ですけど、それにしてもあの「人前で抱き合うんじゃない!」というのと、痴漢という行為(しかも1回は12歳くらいの子供)が、この国でどう結びつくのかわからなくなって、ちょっと泣きました。
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