英国人の彼女
6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。

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2003年04月05日(土)

彼氏は朝から水泳へ。起き抜けの水泳は、彼的にとても気に入ってるらしいんだけど、わたしは断固拒否。泳ぐのは好きだけど、朝はまだ空気も冷たいし、プールでばしゃばしゃやるよりも、乾いたおふとんの中でゴロゴロしてる方が断然好きです。

今日はだるいことに、昼に日本人会総会が入っていましたので、一日一緒にいられると思ったのに〜と悲しそうな、彼氏をおいて1人、ヒルトンホテルへ行って参りました。予想に違わずかなりだるかったです。ヒマすぎるので、隣の席の友達と、「奥さん金目当て?」とか、「亭主関白そう」とか、「残り物同士じゃない?」とか、よその夫婦を勝手にピーチクパーチク。お前ら、くやしかったら結婚してみろよ、って感じだけれど。

総会のあと、彼氏が迎えに来てくれたんのですが、2人で手をつないで歩いてるところで、ばったり職場の人たちに会ってしまいました。引きつった笑顔で挨拶する私。無邪気に「日本人会はどうでしたか?」とか挨拶する彼。英語がほとんどしゃべれない職場の人たち。それはそれは、居心地の悪い空間でした。しかも、今度はわたしが激しく噂される気がします。しょうがないけど。


家に帰って、ヒッチコックの「めまい」見て、晩ご飯を作成。今日の献立は、前菜にアーティチョーク、メインは子牛のマスタードソースにマッシュポテトと蒸したキャベツ(ナツメグで風味づけ)です。マスタードソースの材料は、コニャック、バター、マスタード、生クリーム。子牛を多めのバターで軽く焼いて、そこにコニャックを投入。火を付けてフランベ。肉をだして、その他の材料を入れて塩胡椒し、しばらく煮立てるだけなのですが、かなりおいしくて、見た目よりずっと簡単だし、お勧めです。


それからグウィネス・パルトロウの出てる「大いなる遺産」(この映画、画像がすごく綺麗で大好きなのです。どの場面にも緑色が入っていて、俳優の目の色まで緑色。)を見てから、空港にスウェーデン人(フィンランドじゃなかった)のエマを迎えに空港へ。可愛くて大人っぽかったらちょっとやだな・・・と思ってたんだけど、可愛くない。大人というよりおばさんぽい。なんとなく嬉しかったりしました。わたし、性格悪いのでしょうか。


一緒に住む話は、とりあえず9月までは住もう、と。家も壊れていることだし。そして、日本に帰るかどうかは、まだ決めないでおこう、ということになりました。というか、「やっぱり日本はイギリスよりもずっと保守的な国だし、結婚ってけっこう重視されてるから、「彼氏と住むから大学院辞める」なんてなかなか言えない。」って言ってみたら、「時間はあるから、じっくり考えたらいいよ。ノープレッシャー」とか優しく答えられて、ちがーう!!お前がプレッシャー感じろーーー、と思ったのですが。鈍いのでしょうか。わざとでしょうか。


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