TAKANORHYTHM...Tomoe

 

 

北九州より〜さよならバーボンルーム〜 - 2011年11月20日(日)

日曜午後、北九州のネットカフェより。
お友達が昼に帰ってしまい、新幹線の切符は変更できないタイプなので、時間つぶしのため
ぼーっとしています。
(おなかはいっぱい、観光する気力は無い・・・)

まぁもし早く帰ったとしても、地元のネカフェでぼーっとしたと思います(^^;
ちょうど4週間つきあったROAが終わって、気持ちを切り替えるために一度ゆっくり整理する必要がある。

ROA北九州2公演、大千秋楽!楽しんでまいりました(笑
お友達が自分のチケットをなくすというハプニングもありつつ。
(席は余ってるので買って入り、本来の席に座りました)

会場はアルモニーサンク北九州ソレイユホール。小倉駅からタクシーでちょっと行った、
結婚式場とかがくっついてる会場です。旧・九州厚生年金会館ですって。
キャパ2000、パイプオルガンもあるでかい会場でした。
東京のキャパ1500、大阪1000で福岡2000(博多ですらない)なんて何考えてるんだ、と思ってましたが、
案の定2階はガラガラ。昼公演は1階後ろも人いませんでした(^^;
バックステージツアーを企画したり、
今までの西川ミュージカルでは聞いた覚えがないイープラの得チケ(!)
出したりしてたけど、埋めるのは無理でしたねぇ。

ロビー入ったとたん「どこかに似ている・・・!」
その瞬間友達が「ここ、(名古屋)センチュリーのロビーに似てない?」
似てました、つくりが。

昼は下手のキャストが通る通路側で見ました。
(いつもは西川ちゃんもこの通路を走るんだけど、今回は上手を走り下手横出口に抜ける仕様でした)
ストリッパーのロングヘアの人にチラシもらいました。パワートゥープロレタリアート。


大阪で友達にもらった「Machi wo sukuou」ってのも持ってます( ̄ー ̄
ストリッパーのキャンディ(明星さん)が男性客にまたがってるのも至近距離で見れました(笑

昼公演は、そんないい席で観たにもかかわらず音響が微妙で、
キャストの歌が聞こえにくかったです。
気のせい?と思ったら友達も同じ感想でした。2幕で少しましになった感じ。
山崎くんは声の調子も悪そうでしたが。
(ステイシーはもっと歌が上手い人だとよかったなぁ)
そして今まで観たのより、セリフに「間」がない感じで、テンポがちょっとずつ速かった。
1週間あいたせいかな、と友達と話してましたが、
もしかしたらバックステージツアーがあったせいだろうか?
明らかに終演時間がいつもより早かったです(^^;
昼はファイナルカウントダウンで、LEVINが右手のスティックを投げてたような・・・(回すのはいつも通り)

夜の千秋楽は上手1ケタ列(オケピ内)の至近距離で観ました。
舞台を見渡すのには向かない席ですが、今までほとんど下手もしくはセンターで観ていたので、
いつもと違うキャストの表情が見れてよかったです。
上手のバーボンルームセットをはじめて間近で見れました。

今回近かったのでいろいろ気づいて嬉しかった。
ストリッパーのダンスシーンのラストでシェリーがウィンクしてるのとか、
明星さんのウェイトレスが食べてるかっぱえびせんとか
(あとでブログ見たらちゃんと書いてあったけど笑)
ファイナルカウントダウンのラストで山崎くんの若者がロニーにしがみついてるのとか(夜公演)
(これは毎回じゃなく、千秋楽だけやったのかもしれない)
ラストでワギーナとフランツがいちゃついてるとき、ヘルツさんが咳払いするみたいな動きしてるのとか。
ロニーが「ビーバー・ハント」の曲のラストでバンドのLedaさんを撃つ動きするとき、
Ledaさん今までは撃たれる振りしたりしてたのが、千秋楽はギター構えて撃ち返してました(笑

千秋楽はなだぎさんがやりたい放題で、はじめてヘルツさん(鈴木綜馬さん)にアドリブで
話しかけてたのでびっくりしました。(俺とそっくりのひげを生やしてるくせに〜とか言ってた。
ヘルツさんスルー:笑)
それから、ドリューに歌わせるシーンの前に、
「お前年はいくつだ」と予想外のつっこみをして面白かったです。
「20代前半」「デビューするまでは神秘的なイメージでいきたい・・・」とか
若干素になってるドリュー(笑

2公演ともラスト曲で客は立ち上がりました。
いま思えば、東京でもとっとと立ってたほうが楽しかったなあ。
みんな遠慮してた気がします。
大阪後半からはみんなすばやく立って踊ってました。

明らかに急いでいた昼公演はカテコも短く、大阪昼で毎回やってた消臭力もなし。
夜公演はアドリブもカテコも長めでした。
(ただ、東京や大阪だったら客がもう1回くらいアンコールしたかもしれない。
九州はあっさりしてた)
なだぎ・西川コンビのアドリブが長かったため、ロニーさんの芸を入れる暇がなくて、
千秋楽のカテコでやっとドナルドダックが見れました。
また、なだぎさんはアメリカ映画に出てくる刑事が
レストランのマスター(ホットドッグ好き)に話しかけるシーン??
的なこまかい物真似をやりました。
島谷さんの西川ちゃん物真似もありましたが、最初に誰の物真似か言わなかったため、
東京のようにはうけませんでした(笑

記念撮影は西川ちゃんのiPhoneで。
山崎くんが「ほかのカメラで写すとかじゃないんですか?!」と言ったら、
「いや、俺だけのためだから・・・」とか言ってました。
最初はアンサンブルのケンさん?に頼もうとした(じゃ、ケン撮って、と呼び捨て)が、
会館の人が出てきてくれて、演出の鈴木さんと一緒に全員で記念撮影。
ツイッターに上がっております。私もセンターに集まったので手くらいは写ってるかな。

千秋楽、消臭力は歌いましたがフルではなかった。
私の聴いた中でフルサイズ消臭力は大阪千秋楽だけでした。

今回、一番大きい会場が地方で、天井も高かったので、一体感という点ではやはり
天井の低い1階だけの森ノ宮ピロティホールには及ばないと思いました。
(あの盛り上がりは異常だった)
ノリが大阪向きの芝居だったなあ。

大阪のどれかのカテコで、
「豹柄とか、大阪じゃ結構歩いてるかんじ。
 こんな格好の人(プロデューサーのアフロの人)昔見た気がする(笑)」
とか言ってたしw


***** 全体を見て *****

今回、舞台用のオリジナルではなく一般のロックナンバーを使った作品ということで、
期待してました。
曲調といい、キーが合ってることといい、ダンスや芝居の割合が少ないことといい、
西川ちゃんには向いてる作品だったと思います。
あんまり話題にならず、ほぼ出演者のファンだけしか見ていない印象がありますが。

私は東京7本、大阪5本(すべて)、九州2本(すべて)の14公演観劇。
曲をだいたい覚え、各キャストの動きが目に入るようになるとものすごく楽しかったです。
キャストと一緒にクラップ入れるところとか、1、2回見ただけではできないですし。
芝居に通いつめる人の気持ちがわかる(´−`*
さすがにここまでやるのはよほど作品か出演者が好きな公演だけだけど。。。

作品は、想像していたサクセスストーリーじゃなく、
大きな夢より違う夢を選んだドリューは幸せになり、音楽で成功したステイシーはすべて失くして
逃亡者になるという(最後は力強く生きてましたが)
夢も愛も手に入れたハウトゥーなどとは毛色の違う話。
キャストの人数が少なく、筋もぜんぜん難しくないので、観る側としては楽でした。

ROAは今回が日本初演なので、比較対象がない。
もし再演されることがあれば、違うキャストでもどんなか見てみたい気がします。
西川&なだぎのアドリブタイムや、川平さんの濃いキャラがないROAは、全然違う作品になるかも。
(ハウトゥー再演は宝塚なので観に行きませんでしたが、貴水さんとDAIGOのリトルショップは観に行きました。)

私はドリュー以外では、鈴木綜馬さんのヘルツ・クライマンさんが好きでしたー。
腕を前に出して手の平を上下するダンスとか、正統派の歌声とか。
あと明星さん。ソロは女性陣で一番好きでした。
あとでブログ見たらご本人は役作りに悩んでるみたいでしたが。
(そして西川ちゃんに距離を感じている模様:汗)

大千秋楽になってはじめて、藤田玲さんがBASARA1期のEDやってたDUSTZのボーカルだと気づいた、
大ボケな自分です。
(チラシろくに読んでなかった。バンドのボーカルだとは知ってたけど)
CD持ってるやん、私。。。
岸さんが曲づくりに関わってて、同じエピックで、思い切り関係者なのですね。


***** 自分用メモ *****

今回、英語日本語まじりの歌詞を聞き取るのはあきらめてました。
が、ステイシーとデニスの電話のやりとりのあと、デニスが歌い出す出だしが聞き取れないので
気になってました。
大千秋楽のあと友達が聞き取ってくれました。
(微妙に表現が違うかもしれないが)「お化け並みなんて言葉じゃもうとても言い表せない」とか
そういう感じでした。あーすっきりした。

あと、Oh,シェリーの一部で日本語がまじるところが思い出せなくてもやもやしてたのですが、
Oh, わきめふらぬDreamer Oh, なくす自分Someone else すれ違い Over...
だと思う(´▽`

途中出てくるアーセナル(ステイシーがいる頃)の曲タイトルは「アイウォントユアカント(カンツ?)」で
いいのだろうか。cuntって女性の局部の名前( ̄ー ̄


***** 西川ミューと私 *****

今はいろんな曲がほっといても頭の中に浮かんでくるけど、そのうち消えていくのです。
音源が残らないのが真剣に残念。
あんなに好きだったハウトゥーの西川ソロは思い出せないのに、
リトルショップのオードリーの曲(Somewhere That's Green)とか
ミュージックマンの植木さんとのかけあい曲をたまに思い出したりします。
リトルショップは再演で見てるからそのせいもあるけど。でも頭に浮かぶのは風花舞さんの声だな。

各作品のヒロインのタイプは
オードリー=DV被害
ローズマリー=スイーツ(2ちゃん的な意味で
マリアン=白馬の王子様待ってる系オールドミス(死語
シェリー=サセコ(by西川ちゃん@イエノミ)

こう書くとどれも微妙ですが、たぶんマリアンが一番自分に近い気がして好きなタイプでした(^^;
西ちゃんの主役は、どのキャラもだいたい同じような性格になってて、
ほんと演じ分けができない人だと思います(笑
ミュージックマンのハロルドが一番気が強いタイプでしたね。

今まで西川ミューは気合で全会場通いました。
リトルショップ=東京 天王洲アートスフィア(今の銀河劇場)
ハウトゥー=東京 東京芸術劇場中ホール、大阪 梅田芸術劇場、名古屋 愛知厚生年金会館、
ミュージックマン=東京 東京芸術劇場中ホール、新国立劇場中劇場、
 大阪 森ノ宮ピロティホール、名古屋 愛知県芸術劇場大ホール、札幌 札幌市民ホール
そして今回のROA=東京 東京国際フォーラムホールC、大阪 森ノ宮ピロティホール、
 福岡 アルモニーサンク北九州ソレイユホール。

今度ミューに出ることがあったら、またきっと通うと思います。
ラストの大団円、みんなで歌うシーンが大好きなので。
しばらくROAの曲を反芻して過ごすのだ。
Oh, Sherrie、Don't Stop Believing・・・
西川ちゃんの歌声が大好きです。


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