short story


2000年12月05日(火)


「密かに」
触れられたいという感情を
わざと無視する。
一人のあなたの
美しさ。
離れたところから眺めつつ
ひとつの言葉も見逃さないようにと
時折、
その存在を知らしめては
あなたのことを
何一つ理解していないことに気付き
僕は密かに
愕然とする。

 < past  INDEX  will >
日記才人