貞子。(早矢花)のきまぐれ日誌

2006年07月16日(日) 憧憬と懐古。

悪ダチ・げのむを誘って以前から気になっていた、
ノスタルジックマーケットという場所へ行ってきました。


電車の高架下を利用した、
いわば商店街というか露天?みたいなモノなのですが、
北と南に分かれて古物商が軒を連ねている場所です。
先月Kちゃん主催のお茶会がここの一角にあるレストランで行われた際に
その存在を知ったのですが、
あの時はどうにもこうにも時間がなくてお店にたどり着くので必死だった…
うふふ…orz


まずはお茶会が行われたレストランでおやつの時間。
あの時もとてもステキなお店だにゃーと思っていたのですが、
こうしてあらためてお茶を楽しみながら店内を見ると、
良いお店だなぁ、と。よくこんなステキなお店を見つけてきたよね、Kちゃんと今更ながらに感心してしまいました。
今回はジーンズにTシャツというラフもいいところの格好をしていたのですが、
ちょっと店内空調利きすぎで寒かった(笑)


美味しいケーキと(マンゴーのババロア?美味しかった〜〜vv)紅茶を堪能した後、
早速マーケット侵入〜〜。
うおおおお、すげー。
両脇に所狭しと並べられている品々。
中には付喪神でもツイテそうな(失敬!)怪しげ〜なモノもありましたが、
西洋のものから日本の物まで、
古くは200年くらい前のものから昭和30、40年代のものまで、
幅広くおいてありました。
もう、見るだけで面白かったです。


その中で一店、かわいいアクセを置いているお店があって
ふらふらと近寄りゲノムと物色してたのですが、
そこのお店のオジサマが実におしゃべり好きな方で。
あきらかにお金持ってなさそうな私たちなのに(爆笑)
いろいろと陳列してある商品を見せてくるだけでなく、
なんと触らせてくれるは、丁寧に説明をしてくださるはで、
むちゃくちゃ楽しい時間を過ごす事が出来ました。
ゲノムが普通に持った生成りのお箸が、象牙のお箸(!)だった時には
正直驚きました。象牙って今、取引って言うか取っちゃダメなんだよね!?
私は100年位前のイミテーションのイヤリングを付けさせてもらえました。
イミテーションでもすごーく綺麗なんですよ。
使っている素材はガラスだったり鍍金だったりするんですけど、
作り方は本物と同じ作り方をしていて、
なんでも昔パリコレの走りになった時分にこぞってブランドが
自分とこの発表する新作の洋服にあったジュエリーを作らせたんだそうです。
でも本物のダイヤやプラチナを使うとそれだけで費用がかかるので、
例えば、ダイヤをガラスに、プラチナを鍍金に、と素材のランクを下げて
作り方はそのままに作らせたものがこういったジュエリーだそうで。
えーっとなんていったかな?
コスチュームジュエリー??
いやー、勉強になりました。

…普通に手が出る値段だったな…かわいかったし…あれ欲しかったかも…(爆)

という具合に店を冷やかしながら、
(でも結局猫のかわいいブローチ買ったv)
楽しんだ後、またも今度はそこから車で20分ほど行った場所にある
アンティークショップが集まったビルへ。
名前は忘れましたが、
そこは本当にアンティークだらけでした。
お店もいくつかまとまって入っていて、
家具や瀬戸もの、建具におもちゃといっぱいありました。
残念だったのは時間ギリギリに行ったのでゆっくり見れなかったこと。
そこにも美味しいステキなCafeがあるというので、
今度はそこも堪能しつつ見て見たいです。


あとはカラオケにって歌い巻くって帰りました。
いつものことよ。ふぉっふぉっふぉ。



…こっからはたんなるひとりごと。

出かける前に母方の祖母から祖父(正式にはだった人)が亡くなったと言う話を聞いて。
なんだか複雑な気分になりました。
戸籍上はもう何もつながりのない赤の他人なのですが、
少なくとも4分の1は私の中でその人の血が流れているわけでありまして。
多少なりとも孫としての記憶がある私としては、
興味本位で会って見たいと考えなくもなかったのですが、
子供や妻であった母や祖母の考えが一番だろうと思い、
葬式にでない、何もしないという話に賛成しました。
もう10年以上会ってないし、法的にも全て綺麗に片付いてしまっているので、
その人を祖父と呼ぶにはあまりにも遠い感じがします。
話を聞くと酷い人だったようですが、
少なくとも私は、私だけじゃなく妹も弟も、そして従兄もも
孫として可愛がってもらえたとおもっています。

取り合えず、ご冥福をお祈りします。


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