貞子。(早矢花)のきまぐれ日誌

2002年04月12日(金) 少なくとも身の置き所は無かったり。

…本当に困ったんだよ…。(困惑)

ウチの会社が少々(?)変わっていることはなんとなしに気づいていました。
そして、この事は多いとは言いがたい私の友人にも話しつづけていました。
そして、何度と無く「おかしいよ、それ…」と言われても来ました。
そして私自身何度も辞めよう、退職しよう、と何度も考えてきました。
今まで辞めなかったのは、辞め方がわからなかった、辞めた後のことが恐かった、というのもあります。
結構居心地いいかな…?と思い始めていたのも事実。

けれど。

今日のはマジで恐かったーーーーー!!!!

うちは毎朝、事務所の朝礼の最後に「ありがとうございます!」と連呼しつづけて合掌するという傍目から見て、それはもう不気味な習慣があります。
そして、毎月教育という名目で男性が多い時で3名くらい、某宗教団体主催のセミナーっちゅーか研修にだされます。
合掌はそこの宗教の方式で行われています。
ついでに社長と副社長と専務はその宗教法人の信者さんだったりします。
ということで、ありていに言えばそこの教義を社員に押し付けている訳です。
まー、押し付けているというか、なんていうか…順調に布教というか洗脳と言うか…。
実際、この会社、その信者さんが多いです。
道端の石を拾って投げて当たった人は恐らく十中八苦そこの信者さんです。

はっきりいって、私恐いです。

そんなの右の耳から左の耳でいいじゃん、と思われるかもしれないんですが。
適当に流してると、注意を受けたり怒られます。
先日も、私の合掌の仕方がなってない、と開発設計のK設計技師から注意を貰いました。
はああぁぁぁあ?と内心呆れつつも、笑顔で応対してましたが。
万事が万事、この調子です…。
多分、ここの会社の役職についている人達は殆どそこの信者さんでしょう。

別に、社内にその信者さんがいるとかいうのはいいんですよ。
それは一向に構いません。
でもですね。
私がいやなのは、それを少なくとも、教育なんていう体裁で繕ってとどのつまり
布教活動をしている、命令でもって個人の宗教観念を侵害しているのではないか?ということなんです。

先月も一人、その研修に行かれていたんですが。
その方は別にその宗教の信者サンと言う訳ではなくて、教育の命令が出たからその10日間あるセミナーに参加しました。
10日後、帰って来て一番に朝礼でその研修内容を報告してくれた時の、その方の報告ぶりが、私にはとても恐かったんです。
その方はとても嬉々として興奮した面持ちで話をしていたんですが、まず間違い無くその方はその10日間でそこの協議に傾倒しているであろうことは容易に想像できました。
なんなんだろう、って思いました。
なんでこんな事がまかり通ってるんだろう?と思いました。
なんでこんな個人の宗教観念、つまり意思を曲げてしまうようなことを会社がするのだろう?と思ったんです。

命令だから当然拒否をすれば、後々社内で面倒な立場に追い込まれるのは目に見えています。
また、その先そこから出世を目指すのは無理でしょう。
それにこんなご時世だから、仮に辞職したとしても再就職は難しいですし。
中には行きたくないのに行った人もいると。

ま、そんな中腑に落ちないながらも、日々過ごしてたんですが。

昨日、研修から帰ってきたN技師のお話を聞く事になったんです。
ま、めったに聞く機会の無い事だから、是非聞きなさい、ってことで
私達も聞くことになったんですが。

…凹みました。
教義を聞いて、研修に参加してガンが治っただの、経典が危険から守ってくれただのという記事を読まされ聞かされ。
疲れた上に、げっそりしました。
何のために私ここにいるんだろう?って。
こんな話を聞くためにいるわけじゃないのに、って。

ガンが治ったとか、生命の危機から救ってくれたとか、そういう話は余所でして欲しいんですよ。
それをここで、会社で話すのはどうなのよ。
で、なんで皆平気で聞いていられるわけ?
それとも何?オカシイのは私なの?

や、オカシイのはそうなんだけど…オカシさの種類が違うって言うか。

兎に角。
非常に面食らってしまった訳です。
挙句の果てにぜん40巻ある教義の本を読め、といわれて。
(強制じゃないですけどね)
…アホくさ…、と思ってしまったと同時に、不機嫌オーラ大噴出。
物凄く険悪な、不貞腐れたオーラをまといながらその後の弁当を食ってました。

私自身、信仰している…というかもう、生まれた頃から当たり前として染み付いている宗教観念があって。
その観念と言うか、考え方に、「来る者選んで、去る者追わず」というのがあって、絶対私は人には言わないし、また強制させる気もないので、
どうしてもこういったいわゆる「信仰宗教」の勧誘には過敏に反応してしまう傾向があります。
今までだって私のことをちょっと深く知っている友人達にそれを強制させたことなど1度だってありません。
やりたいと思ったり礼儀を感じて行ってくれる分には構いません。
でも、あまり他の人、とくに友人などにはそれらをして欲しいとは思わないのです。
自発的にする以外は。
また、こういった考えや作法は押しつけるたり共用する物ではなく。
自らが選び、触れて、もしくは偶然でもなんでも来るべき物、行くべき物というすべて自然の流れによって触れたり親しんだり、進行していくものだと思っているので、こうゆうふうな形でいわば強制的に洗脳、信仰させられるのはイヤなのです。

大げさに言えば、信仰の自由、思想の自由と言うヤツの侵害です。

紹介したい、というのならばそうすれば良いと思います。
対外的に開く、というのはどこでも重要でしょうから。
でも紹介と勧誘、ひいては入信まで会社が一切行う、というのはどうも違うと思うのです。
また私が許せないのは、それを入社時に黙っていた、という事です。
ある日突然、それを見せられて「こういうのを行っているから、貴方達も今日からするのよ」と言われたら誰だって面食らうに決まってます。
不信感を抱くに決まってます。

…あ、ちょっと堂々巡りになってきちゃった…。

なんにせよ。
いつ、またこれ以上のことを要求されるかと思うと、非常に暗い気分になります。

そういや。
入社前の面接時、面接官だった副社長がこんなことを聞いてきました。

「うちにはお稲荷さんがあって皆お参りしてるんだけど。以前入社した子で信仰している宗教でお参りが出来ない、って言う子がいて辞めた子がいるんだけど、どう思う?」

その時の私は「宗教上の理由なら、仕方が無いですね。」と答えました。
しかし副社長は「でも、皆お参りしてるんだよ?」と尚も聞いてきて。
私は「えぇ、残念ですけど。そう言う方もいらっしゃるでしょうし」と答えてましたが。
今、思えば、こういうことだったんだな、と思い出されます。

私はヒネクレ者なので、「皆がしているからあなたもそうしなさい」という考え方は従えません。
それが正しいと思うのなら従いますが、このようなケースの場合。
大概私はアレルギーを起こして、一人反発行動を起こします。
…だから何時も一匹狼なんだよ…

昔からさりげなく問題児だったもんな、私。

ま、昔話はどうでもいいんですが。

1度抱いた不信感は結構ぬぐえない物です。
…今以上のことをされたら今度こそもう辞めるだろうなぁ…


 < 過去  INDEX  未来 >


くろえさだこ [HOMEPAGE] 壁紙拝借