| 2026年09月13日(日) |
What is the assets? |
成果が出ないと、人は新しい知識や能力を身につけようとする。
今の仕事と無関係の資格を取る、講座を受ける、語学の学習を始める、など。足りないものを補えば状況が変わると考えるからである。
もちろん、本当に能力が不足していることもある。しかし問題は、持っている資源の少なさではなく、それらが別々に眠り、結びついていないことかもしれない。
長年の実務経験はあるが、それを必要とする人に伝えていない。大量の専門知識を所持しているけれども、今の顧客に合わせて編集していない。
信用されている人とのつながりはあるが、何を始めたのか知らせていない。
この状態で新しい資源を増やしても、使われない資産がさらに増えるだけである。
過去に発信していたコンテンツを今の顧客向けに再編集する、かつての失敗を同じ問題に悩む人に伝える、異なる分野で得た知識を組み合わせて新しい商品をつくる。
個々にはありふれた資源でも、組み合わせが変われば、独自の価値が生まれることがある。
ただし、何でも混ぜればよいわけではない。誰のどんな問題を解決するのかを起点に、必要な資源だけを選び直すことが重要である。
新しい能力の獲得には、相応の時間がかかる。一方、既にあるものの再配置なら、今日から始められる。
足りないものを探しに行く前に、知識、経験、信用、人とのつながり、過去のコンテンツを机の上に並べ直してみる。
成長の次の一手は、追加投資ではなく、既存資産の編集にあるかもしれない。
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