「先生、うちの息子が同じクラスのAくんにひどいこと言われてすごく傷ついたって言ってるんです。学校でご指導いただけないでしょうか?」 「ん?唐突ですね、お母さん。どういうことですか?もう少し詳しく説明してください。」 「先週の日曜日にうちの子がクラスのみんなと西町のゲームセンターに行ったんです。」 「あー、あの少しガラの悪い人も行くって言われているところですね。どうしてあんなところに行かせたんですか?学校ではなるべく行かないようにって指導しているところですよ?」 「いや、そこに行かないとみんなとの話題にもついていけなくなるし、そこでしか手に入らないテスト情報とかもあるんで行きたいって言うんです。だからゲーム代と食事代だけ渡して行っておいでって...」 「ん?お母さん!ガラが悪い場所って知っててお金渡して行かせたんですか?」 「行かないと仲間はずれになるって言うので...。でもA君はうちの子とそんなに面識がないのに「お前は馬鹿だ」とか「死んだほうがマシ」とかひどいことを言ったんですよ!」 「本当にそんなこと言ったんですか?」 「お友達のB君もC君も聞いているはずです。先生からその子たちに確認してみてください。」 「ちょっと待ってください、お母さん。お母さんが行ってきなさいってお金まで渡して彼に許可を与えたんですよね。」 「それはそうですけど...」 「以前からガラが悪い連中もいて悪態をつかれることがあったことも知ってたんですよね?」 「知ってましたけど、行かないとうちの子が仲間はずれになるからですね...」 「それを知っていて行くことを許可して、案の定ひどいことを言われて傷ついたら学校に頼るって何かおかしくないですか?学校が許可したわけではないのに、学校がお子さんの友人たちの証言も取って、それを証拠にしてA君を指導しろと言っているのですよね?」 「そうです。お願いします。私には何もできないので先生から指導してください。」
これはもちろん架空の話ですが、先生方はこのお母さんについてどう感じますか?僕たちは生徒たちが円滑な学校生活を送るために努力しなければなりません。ですからこのような場合でも生徒に対する指導は僕たちの仕事です。
ですが問題が起きるかも知れないと分かっていて行くことを許可した保護者の責任はどうなるのでしょう?しかも何か起きたときに自分が動くことを考えていない保護者です。
現実世界ではこのようなことはあまり起こらないかもしれません。ではデジタルの世界ではどうでしょう?似たようなことがグループLINEで起こっていませんか?SNSをやらせているのは保護者ですから、これらの解決には保護者に責任ある判断や行動を求めることも不可欠ではないかと思います。先生方の学校ではどのような判断をされているのでしょう。いろいろなご意見を伺うことができれば嬉しいです。
今週も最後まで読んでいただき感謝!!
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