今回は、私が最近取り組んでいる「AIを援用した動画作成とその活用」について共有させてください。
これは、英語の文章の読解や新たな文法事項の導入、ディスカッションを行わせる前に、生徒の興味をぐっと引き寄せる工夫として行っている取り組みです。
(もちろん、動画を視聴させておしまいではありません。視聴前後の英語でのやりとりをセットにして、意味のあるコンテクストの中で英語を使わせる状況を整えています。)
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私はGoogleのNotebookLMを使い、無料で、驚くほど短時間で、比較的質の高い動画を(それも今のところ無制限に)生成してもらい、活用しています。
その具体的なステップを次に記します。
* 1. 素材の登録 *
まず、NotebookLMに動画の素材として英語の文章を「ソース」として追加します。
* 2. スライド資料の作成 *
次に、「スライド資料」作成機能を使います。
形式は(視覚的にわかりやすく、話をサポートしてくれる)「プレゼンターのスライド」を、言語はEnglishを、それぞれ選択します。
ここで重要なのがプロンプト(指示文)です。試行錯誤の結果、現在のところ、以下の指示が効果的なように思われます。
Use the English at CEFR A1 level. Don't use any Japanese in a slide. Speak clearly for CEFR A1 level English learners. Focus on explaining concepts slowly.
なお、リスニング指導においては、「あれ!? 意外と聞けるじゃん!」というポジティブな気持ちをもたせるため、リーディングよりも数段階レベルを落とした素材を用いるのが最善手と感じています。
あえてCEFR A1を指定することで、生徒が無理なく理解できる平易な英語に調整することができます。
* 3. 生成されたスライドを別のノートブックに「ソース」として再登録 *
ここが試行錯誤で得たコツなのですが、作成されたスライドをダウンロードし、今度はそれを別の「ノートブック」に「ソース」として登録し直します。
このひと手間をはさむことで、最終的な動画の精度が格段に上がるように思えています。
* 4. 動画解説(audio overview)の生成 *
いよいよ仕上げです。「動画解説」作成機能を使います。
形式は「概要」を、言語はEnglishを、それぞれ選択し、ビジュアルの項目は教材のイメージに合うスタイルを選択します。
プロンプト(指示文)も、スライド生成時と同じくCEFR A1レベルを指定します。
Use the English at CEFR A1 level. Don't use any Japanese in a slide. Speak clearly for CEFR A1 level English learners. Focus on explaining concepts slowly.
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なんと、これだけで、わずか数分のうちに1分30秒程度の「英語による解説動画」が完成します。 現在、これらの機能を無料で制限なく利用できるのは、まさに驚異的と言わざるを得ません。
もし生成された音声のスピードが生徒にとって速すぎると感じた場合は、いったん動画ファイルをダウンロードし、再生ソフトの速度変換機能を使い微調整して教室で流します。
「教材作成の時間を短縮しつつ、生徒がワクワクする導入を作りたい」とお考えの先生方、ぜひ一度NotebookLMでの動画作成とその活用を試してみてはいかがでしょうか?
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