▼世界5大危機と破局を回避する方法
世界には、大きく5つの危機があります。
1、アメリカ内戦の可能性
2、ウクライナーロシア戦争
3、イスラエルーハマス、ヒズボラ、イラン戦争
4、台湾ー中国戦争が起こる可能性
5、韓国ー北朝鮮戦争が起こる可能性
アメリカにとっての悪夢は、「この5つが同時に起こること」でした。
「アメリカ内戦」「ウクライナーロシア戦争」「イスラエルーイラン戦争」が同時に起こっているとします。
それは、習近平にとって【 台湾を統一する千載一遇のチャンス 】になるでしょう。
アメリカには、台湾を守る余裕がなくなるからです。
習近平は、「アメリカが台湾を守れない状態」を確かなものにするために、金正恩に、韓国侵攻を促すでしょう。
しかし、トランプが勝利したことで、アメリカ内戦の危機は回避され、残る危機は4つになりました。
哀れウクライナは見捨てられ、来年はウクライナーロシア戦争が終結する可能性が高くなってきました。
そうなると、問題は後3つです。
中東に関してトランプは、「イランの核施設を破壊しろ!」と主張しています。
『朝日新聞DIGITAL』10月5日付。
〈イランからミサイル攻撃を受けたイスラエルの報復をめぐり、米国のトランプ前大統領は4日、イスラエルはイランの核関連施設をまず攻撃すべきだという考えを示した。 バイデン大統領が核関連施設への攻撃を支持しないとしたのに対抗する形で強硬姿勢をとってみせた。〉 ーー
トランプは基本有言実行の人なので、イスラエルがイランの核施設を破壊するのを容認する可能性が高いです。
トランプ・アメリカは、どの程度関与するのでしょうか?
ここでは詳しく触れませんが、中東問題の本質は、「イランが核兵器保有一歩手前まで来ていること」です。
『中東調査会』2023年2月21日付。
〈2023年2月19日、『ブルームバーグ』(米国資本)は、イラン国内で84%の濃縮ウランを国際原子力機関(IAEA)査察官が検出したと匿名の外交官2名の話を元に報じた。〉 ーー
そして、イランはIAEAの査察を拒否しています。
『日経新聞』2023年9月17日付。
〈国際原子力機関(IAEA)は16日の声明で、イランからIAEAの一部査察官の受け入れを拒否すると通告があったことを明らかにした。 査察官はウラン濃縮などを検証している。 グロッシ事務局長は「強く非難する」と述べ、査察に深刻な影響が出るとして再考を求めた。 国際社会の懸念が一層強まるのは必至だ。〉 ーー
イスラエルとしては、「トランプアメリカの支持を得てイランの核施設を破壊するまで、安心できない」というところでしょう。
世界には5つの大問題があった。
今回トランプが勝利したことで、「アメリカ内戦の危機」は去った。
トランプは、ウクライナを見捨てることで、ウクライナ戦争を終わらせる。
これで、問題は3つになります。
5つの問題は「同時に起こった時」に「超大問題」になる。
どうすればいいかというと、結局
「同時に問題を起こさせない」
「一つ一つ順番に解決していくこと」
なのです。
トランプさんの成功を祈りましょう。
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