年老いていくのは嫌だった。自分自身、再会する友人に、年を感じるのが嫌だった。でも、その考えは少しづつ変わってきた。自分の人生を歩みたい。そのため、なんとか日々をがんばり生き抜いていく。でもその原動力は、若い頃互いに歴史を共有した経験。少しこけた頬。大丈夫。励まし合って、離れた場所で闘った先に、また膨らむ。多くの街を去った。でもメロディーはまだ鳴り響いている。